#86〜折り返し地点〜新3年島田響
本日のブログは、女子サッカー部所属
#20 島田響(豊川高校出身/新3年)です。
新3年生の島田響です。
2022シーズンが始まり、早1ヶ月。
新3年生と呼ばれる立場になり、大学サッカーの折り返し地点に差し掛かるというところまで来ています。
思えばこの2年はコロナウイルスの影響を受けながらの活動でした。
1年目はコロナウイルスで合流が遅れ、学生リーグや東海リーグがほとんど無くなり、それでもインカレ出場を掴み取りました。
2年目も学生リーグの前期日程が無くなったり、東海リーグがホームアウェー制では無くなって1発勝負になったりと影響の大きさは少なくなかったですがそれでも東海リーグ1部昇格という成績を収めることが出来ました。
さて、今年度はどうかというところですが現状はやはりコロナウイルスの影響を受けているところです。3月は特に毎週末のように予定されていたTRMが無くなり、東海リーグ1部初戦が延期になりました。
3月末には公式戦があるという思いで2月の終わりから3月にかけて徐々に練習の強度が上がっている最中でのまん延防止法の延期が発表され、チーム全体がこの行き場のない思いを何処にぶつければいいのかという少し暗い空気も感じられました。
去年までであればもしかしたらこのまま暗い空気を纏ったまま払拭出来ずに新1年生を迎え入れていたかも知れません。
しかし今年度のチームは昨年度までのチームの反省点を活かした選手発信での行動が出来ています。例えば月1の選手のみのミーティング。
昨年度までは限られた選手達が考えていた月1の目標を選手全員で意見を出し合うようになりました。
嫌でも話す機会があるので、普段何を思ってプレーしているのかがこのような機会で話せることにより徐々にですがピッチ内でもコミュニケーションが取れるようになっていると感じます。
このように昨年度までの反省点を反省点のままで終わらせない、そんな新4年生の覚悟を私たちは感じ取らなければならないと思いました。
入部当初は「4年って長いなあ」と思っていました。当時の4年生から「あっという間だよ」と言われてもピンと来ませんでした。しかしもう折り返し地点が迫っています。新1年生も徐々に練習に参加し始めるというタイミングです。
シーズンオフの間に新4年生と新3年生でミーティングをした際に、
「同い年の様に接していきたい。」
と言われました。これは意訳ですが4年生は私たちを同等の関係とみてくれている、期待をしてくれている、支え合おうとしてくれている、そう思いました。
どうしても4年生の想いは他の学年よりも重いとか特別視されがちですが、この言葉で私は4年生だけを特別にするのではなく、自分たちもそこに這いつくばってでも着いていこうと決めました。
例年、4年生を支えるという言葉はもしかしたら軽くなってしまっていたのかも知れません。新4年生の覚悟を受け止め、私は4年生の想いを超えれるくらいの想いを賭けてこの1年に臨みたいと思います。