本日の担当は選手会中京大学FC所属藤森亮充(藤枝東高校出身4年)です。

「周りの人の支え」

　こんにちは。中京大学サッカー部4年での藤森亮充です。

私は、サッカーから支えることの大事さを学びました。

これまで上を目指して、前だけを見て歩んできたサッカー人生を振り返ると、自分がどれだけ恵まれていたかということを実感します。いつも自分にはサッカーができて当たり前の環境がありました。

高校時代、遠方の学校に通うために家から駅まで自転車だと40分以上かかるところを毎日送り迎えしてくれた両親。経済的な負担や私に対しての不安などいろいろあったと思いますが、そんな顔を一切見せず、私のやりたいことを支えて応援してくれました。

また、いつもいじってくるけど、困ったときや大変なときに頼りになるチームメイト。

平日の練習も観に来るほど熱心な地域の方々。遠くから自分を応援してくれる地元の友達。サッカーをやっているときはあまり感じないけれど、ケガしたときや苦しい時などに周りの人たちの存在を改めて実感しました。両親をはじめこのような人たちの当たり前に感じる支えがあって自分はサッカーができていて、その支えや応援に応えたくてプレーをしていると思いました。

　大学4年になり将来のことを考えると、第一線からは退くことになると思います。私はこれまでサッカーしかやってこなかったので、社会に出て活躍できるか不安がとてもあります。しかし、サッカーから自分の理想の姿を見つけることができました。周りの人を支えてあげられる人間です。「目立たないけど無くてはならない」、「縁の下の力持ち」そんな存在を私は目指しています。