選手会メンバーに自分にとってサッカーとは。というテーマのもと想いを綴ってもらっています。本日の担当は選手会TOP所属

久保藤次郎(帝京可児高校出身3年)選手です。

「一生もの」

中京大学スポーツ科学部3年久保藤次郎です。

私にとってサッカーとは、一生ものです。正確には一生ものにしたいです。大人になってもボールを蹴っていたいですし、おじいちゃんになってもワールドカップを楽しんでいたいです。しかし、これは簡単なことではないと思います。考えてみれば私は物心ついた時から今まで当たり前のようにサッカーをしていますが、これはすごく幸せなことだと感じます。一つのことを何年も続けるというのは簡単そうですが、いざ何かしてきましたかと聞かれると答えられる人は少ないと思います。小学生時代のクラブのチームメイトの中でまだサッカーをしている人が何人いるか考えてみてください。かなり少ないと思います。これはサッカーではなく違うスポーツや習い事でも同じです。いろいろな理由で辞めざるを得なかった人たちもいると思いますが、私は、幸運にも今までサッカーを続けることができています。もちろんそれなりの努力もしてきました。しかし努力だけではここまでたどり着くことはできなかったと思います。大きなケガなく続けられていること、サッカーをする環境を与えてくれた家族。努力ではつかむことのできない様々な要素があってこそ今があると思います。だから、今までサッカーができていることは幸せなことであり、これから先もサッカーができるとは限らないのです。いつ私のサッカー人生が終わっても決して後悔しないように、日々感謝を忘れずに、これからも努力していきたいです。

　また、何か自分の中にこれは自分にとって一生ものだ思うものがある人は、今までの自分の努力に誇りを持ち、続けられていることに感謝をし、これからも続けていってください。それは、とても素晴らしいことだと思います。