Page16 「財産」 長田蒼汰
財産
こんにちは、長田蒼汰です。
今回のブログを担当させていただきます。
今までのサッカー人生を振り返りつつ得てきたもの、感じたことをここで記せたらと思います。
私は、小学1年生から15年間続けてきたサッカーを、10月に行われた全国社会人サッカー選手権を最後に引退しました。
昔から飽き性な私は一つのことを継続することが苦手です。
そんな私でもサッカーだけは辞めずに続けてきました。
それは本当にサッカーが好きだったからだと思います。
こんなに長く一つのことに夢中になり、没頭できることはこれからそうそうないと思っています。
これまでのサッカー人生を振り返ってみると、楽しかったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、色々とありますが、どれも掛け替えのない経験です。
そしてそんな様々な経験は、私を人間としても成長させてくれたと感じています。
サッカーをより上手くなるために、試行錯誤し考える力。
試合に勝ちたい、同じポジションのライバルに負けたくないという強いメンタル。
1つの目標に向けて、チームで協力し高めあう協調性。
チームメイトと試合について話し合い、要求し合うコミュニケーション能力。
仲間やチームのために行動する利他心。
先輩やコーチ、目上の人に対する礼儀。
組織の一員として責任ある言動。
サッカーを通じて数え切れない程の学びを得て、サッカーの上手さだけでなく、人間性も育まれたと思います。
また、このサッカーから得た学びはこれからの社会人生活でも、私の大きな武器となり、私の成長に役立ってくれると思います。
だから、本当にサッカーを続けてきて良かったです。
そして、こうして15年間サッカーを続けてこられたのは、決して自分1人の力ではありません。
感謝したい人がたくさんいます。
私をサッカーに誘ってくれた友達。この誘いがなければ、サッカーを始めることはなかったと思います。
これまでサッカーを通じて出会った仲間やチームメイト。辛い時も、苦しい時も仲間のおかげで、楽しくサッカーを続けてこられました。
選手に真剣に向き合い指導して下さったコーチ、監督。サッカーのことだけでなく、私生活の面でも成長させてもらいました。
そして、誰よりもサッカーをする自分を暖かく応援してくれた両親。練習や試合会場に送り迎えしてもらったり、朝早くに起きて弁当を作ってくれたり、全力でサポートしてもらいました。
多くの人たちに支えられて、ここまで続けてくることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。
15年間の中で大きなタイトルのようなものは取ることはできませんでしたが、サッカーでの経験は私にとって大きな財産です。
最後まで読んで頂きありがとうございました!