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page24「大学4年間を振り返って」坂井涼真

ーココロノオトー



様々な経験ができた大学4年間を振り返りたいと思います。


私はサッカー人生が終了するまで、なんとなくでサッカーをしていました。調子がいい時、悪い時、あまり関係なくサッカーについて考えが甘かった。あの時、こう考えていれば。もっと行動に移せていれば。と引退してから後悔の思いが残る。


私は入学当初のU-20で意外と自分のプレーが通用することに自信を持てた。大学に入るまでは自分のプレースタイルが定まっていなかったし、大舞台での試合で活躍したこともなかった。チームの全国大会に関わってはいたが、4分の3ベンチ外で出場時間0分。悔しすぎて早く負けろと本気で思っていた。そんな自分がU-20で名門高の選手たちとプレーしていて成長を感じたし、毎日本当に楽しくプレーできた。そして、スーパープレイヤーたちとIリーグに出ていることに対して感動していた。


2年目はコロナと両肩脱臼に苦しめられプレーできたのは数試合。内容が薄すぎてほとんど覚えていない。


3年目もCU、はじめは調子が悪くメンバーの中で公式戦に出たのが1番遅く、チャンスを掴むまで時間がかかった。最悪なスタートダッシュだったが、東海社会人選手権の優勝で流れをつかむとそのまま国体メンバーに選ばれた。素晴らしいエコパのスタジアムで2試合フル出場&優勝できたのはサッカー人生で1番大きい経験と収穫だった。さらに自分の特徴を出せた試合が続き、TOPへ昇格した。初の学生リーグにも出場、アシストもでき、これからの自分に期待していた。しかし、VS 東学戦での不調を機にコンディションが一気に下がり、4年生最後のインカレも関わることができなかった。巻き返したい気持ちは十分にあったがメンタルの弱い自分はそのまま引きずり立て直せなかった。シーズン終了までスタッフやメンバーとのコミュニケーションも上手くいっていない気がして自然と避けるようになった。


大学最後の4年目、TOPから落ち再びCUへ。メンバー発表を終え少し安心している自分がいた。TOPでの活動は途中から不調続きで苦しくて楽しくなかった。サッカーと就活どちらに力を入れればいいのか、不安すぎる将来を悩みながらラストシーズンがスタートした。周りの選手が内々定をもらったと聞くたびに焦りサッカーに集中できなかった。自分の中で考えがまとまり監督に練習を休みたいとお願いした。でも監督には「絶対両立できる、うまくいくまでやり続けな」と言われモヤモヤしながら取り組んだ。あの時、監督に止められなかったら、一人で考え込んで両立できていなかったと思う。毎日グラウンドに来てみんなと話すだけで頑張ろうと思えたし、気持ちが楽になった。自分の性格を理解して言葉をくれた監督に感謝しています。就職先が決まりサッカーだけに集中できると思ったが、第五中足骨を骨折してしまい手術台へ。長かったリハビリから解放され、復帰戦、地元での外旋試合を終え残すは全社のみ。サッカー人生最後かもしれない公式戦に必ず出たいと力が入った。でも、コンディションが上がらずベンチ外、チームも初戦で敗退してしまった。悔しすぎて泣くとかそういうものではなかったし、メンバーから「勝てなくてごめん」と言われても返す言葉がなかった。自分のプレーがどれだけ通用するのかチャレンジしたかったし、最後までみんなと戦いたかった。結局、最後の全国大会も出場できず、モヤモヤしたまま私のサッカー人生の幕が閉じた。


大学4年間を振り返ると悔しい場面の方が多かった。悔しい場面というか怪我が多かった。あの場面でこうしていれば回避できたんじゃないか。なんでこのタイミングで怪我すんだと後悔した。怪我したことも大きかったが4年間通して先のことを考えていなかったことも大きかった。ただ毎日グラウンドに来てサッカーをする。サッカーを楽しんでいたけど明確な目標や今後どう活躍したいのか、どのカテゴリーでプレーしたいのか中途半端にしか考えていなかった。そうやって引退してから気づき後悔が強く残る。だから後輩のみんなには毎日の練習をアピールできる貴重な時間だと思ってプレーして欲しいし、メンバーとサッカーできる大事な時間として捉えてほしい。自分がそんなこと言えるプレイヤーじゃないけど、これだけ長い間サッカーと共に生きてきて、急にサッカーがなくなると本当に寂しい。サッカーできる時間を楽しんで後悔の少ない大学生活を送ってほしいです。


そして、中京大学サッカー部で関わることができた方々、スタッフの皆さん、ありがとうございました。大学生活本当に濃い時間を過ごすことができ、一瞬で卒業を迎えました。4年間、中京大学のサッカー部としてプレー出来て良かったです。今後InstagramやTwitterの速報を見て、活躍ぶりを期待しています。


最後に、何不自由なくサッカーを続けさせてくれた両親ありがとう。遠い場所まで応援しに来てくれた時、ラインでメッセージをくれたとき、自然と頑張ろうと思えました。もっともっと活躍した姿を見せたかったけど力不足でした。これからサッカーを本気でプレーすることはないかもしれないけど、社会人になってこの経験が大きな力になると信じて頑張りたいと思います。そして、サッカーで経験した喜怒哀楽を思い出して最高な人生にしたいです。


16年間、共に過ごしたサッカー本当にありがとう...


へたくそな文章で読みにくかったと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございました!