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Page27「成長」 木村和貴

ーココロノオトー



今回、引退ブログを通して初めて自分の考えや思いを文章にしました。

下手な文章かもしれないですが、最後まで読んでくれたら嬉しいです。



私は、この大学4年間で成長出来たと自信を持って言える。4年間共に同じカテゴリーでやって来た同期であれば分かるであろう。

1年の時は、u20のカテゴリーに所属していたが、Iリーグはほとんど出る事が出来なかった。出たのは最後の2.3試合の途中出場のみ。毎日のTRを頑張っても週末はチームの試合を観るだけ。結果を残した週でも試合のメンバーにほとんど選ばれる事はなかった。そんなシーズンを過ごしていた中で、学んだ事がある。必死にひたむきにやっている姿は誰かが見てるという事。自分が2年時にCUに所属出来たのは、タイミングも色々重なったからではあるが、本当に諦めずに全力でやり続けて来た結果だと思う。

2年の時は、強力な3.4年生が多くいる中でシーズンを過ごそうと思っていた矢先にコロナが流行り、思うようなシーズンを送る事は出来なかった。自宅待機が続く日々や今まで当たり前にして来たサッカーが出来ない日々が続いた。この経験があったからこそ人間的にも大きく成長出来た。このシーズンでは1度カテゴリーを落とされる時もあった。自分ではあまり納得していなかった理由ではあったが、早くこの状況を変えようと、自分を変えなくてはならないと思い、1週間自分と向き合った。そうすれば1週間で戻る事が出来た。それは行動から態度から本当に変わってやるぞと気持ちを出していた部分があったからだと思う。それがプレーにも繋がり、見ていた人にも伝わったのではないかと思う。

3年の時も、コロナにおいて満足したシーズンを送る事は出来なかったが、ようやく本格的に試合に絡む事が出来た。試合に出るからこそ課題が見つかり、成長出来る。試合を重ねる事に出来る事が増えていく。勝ち進めば全国に行ける、リーグ優勝に近づく。このような経験が改めてサッカーの楽しさを気づかせてくれた。もっと上手くなりたい、もっと成長したいと思わせてくれた。

4年となった今シーズンは、自分達がチームを引っ張って行かないといけない存在になった。しかし、チームの目標はほとんど達成する事が出来なかった。リーグ優勝から1歩下がった順位で終わり、天皇杯も出場出来ず、全国には出たものの初戦で敗退。そう簡単に勝たせてくれるような環境ではない事は分かっているものの、ただただ悔しい。シーズン通して多く出場していたのにも関わらず、チームを勝たせてあげる事が出来ずに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。



こうして4年間を振り返ってみると、本当に長いようで一瞬だなって思います。

僕から後輩に伝えたい事は、時間を無駄にせず、自分と向き合って欲しいという事です。私は、決して上手い選手でもないし、足が速いわけでも身長が高いわけでもない。それなのに、ここまでサッカーを続けてこれてるのは自分と向き合ってきたからだと思います。朝練の2時間半前には起きて散歩をして体を起こし、TRの1時間前には家を出てグラウンドにいる。そしてTR後は補食をすぐに取る。パワーを付けるために体重を10kg増やす。体脂肪を落とす為に毎日ローパワーをする。夜は22時には寝る。上手い選手と差を埋める為には、追い越していく為にはどうしたらいいかを考えました。何が正解かは分かりませんが、目標に向かって毎日何か取り組んだり、何かをやると決めたらやり続けるといった事をして来たからこそ、4年間ほとんど怪我をせずに成長し続けれる環境を作れ、チャンスを掴めたのだと思います。



ここまでサッカーを好きでいれた事、続けてこれたのは多くの仲間、監督やスタッフ、応援してくれる方々のおかげです。今まで私に携わってくれて本当にありがとうございました。



最後に両親に感謝の気持ちを伝えようと思います。

ここまで学生生活16年、何不自由なくサッカーをしてこれたのは両親の支えがあったからです。本当にありがとう。感謝しています。多分、ここまでサッカーを本気でやるっていう風には思ってなかったんじゃないかな?

どんな時でも1番の味方でいてくれ、自分のやりたい事や夢を尊重してくれる両親には感謝しかありません。

ここから先が自分にとっての勝負になります。もう少し迷惑を掛けてしまうかもしれないですが、早く成長した姿を見せれるように頑張ります。



まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございました。