#17サッカーと生活(3年杉山光汰)
選手会
私にとってサッカーとは、生活の中心です。私は、生活の中での些細なことでもサッカ
ーと結びつけて考えてしまいます。食事や生活リズム、家事、勉強などすべてのことがサ
ッカーに精通していると思います。もちろんサッカーで結果を出すためには練習が最も大
切であり、それを怠ってはいけないと思うけれど、練習に全力を注いでいても、自らが描
く自分の理想像に達している人は少なく、その僅かな穴を埋めることこそ、サッカー以外
の行動であると考えています。
自分のサッカー人生において後悔はしたくありません。全てのことを細部までこだわっ
て、それでも結果が出なければ悔いは残らないけれど、サッカーに直接関係するようなこ
とだけを一生懸命やって、サッカーとは無関係なことを妥協してしまい、結果が出なかっ
た時、「あの時、こうすればよかった」と思いたくありません。一人のサッカー選手とし
て、サッカーが好きで本気でやっている以上、少しの甘えも見せてはいけないと思います
。一人暮らしだからとか、勉強が忙しいからとかを言い訳にしたくない。当たり前のこと
を当たり前に、妥協せず行うことが大切だと思います。
しかし、私自身まだ細部までこだわって行動できているかと考えると足りない部分があ
るのが現状です。今、サッカー人生が終わるとなったら確実に後悔してしまいます。学生
としてサッカーできるのもあと一年半しかありません。今までもこれからもたくさんの人
に支えられてサッカーができている中で、自分一人の少しの甘えで、他人の支えがあって
成り立っているサッカー人生を後悔で終わりたくはありません。後悔しないような自分を
目指したいと思います。