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#引退ブログ〜マジで感謝!〜4年渡邊あかり

女子

本日のブログは女子サッカー部所属

#2 渡邊あかり(豊川高校出身/4年)です。


こんにちは


4年生の渡邊あかりです。


大学4年間、いろいろなことが起きました。


大学入学してすぐ、私は難病になりました。痛い検査、大量の薬と副作用、関節の痛み、変化していく体、一生分の苦しみが一気に押し寄せた、そんな感じでした。

たくさんの治療を受けてもなかなかよくなる兆しが見えなかった時は、体の痛みも強くなり、このまま死んでしまうんだ、そう本気で思いました。


無事に退院できた頃には、外では蝉が鳴いていて、日差しがとても暑かったのを覚えています。

まだ、対面授業しかなかった時なので、最後の週の授業に出席し、いろんな先生に単位について直接掛け合ったりもしました。

もちろん単位が取れるわけもなく、半期分遅れたスタートを切ることに。

サッカーでも、約9kg分の筋力が落ちてボールも蹴れないし、走れないそんな毎日で気持ち的にもう限界でした。

なんで自分ばっかり、病気にさえならなければ、、、そういう思いがずっと頭から消えませんでした。


でも、部活に行けば友達がたくさん励ましてくれて、復帰まで頑張ることができました。

1人で走らなきゃいけなかったyo-yoテストも一緒に隣で走ってくれて、部活後のご飯も付き合ってくれました。

復帰した後も、遅刻しそうな時とか、プレーがうまく行かない日、何度も助けられていました。


だから、辞めてしまうってなった時、止められなかったことも、相談されなかったことも、もっとその前から気付いてあげられなかったことも、助けられてばかりの自分の無力さが嫌になりました。


いろんなことがあって、正直、大学サッカーは周りの支えがなかったら続けて来れなかったと思っています。


でも、こんな経験をできたことは、当たり前にサッカーができること、当たり前に仲間がいて、当たり前に笑い合う、そんな当たり前の大切さを実感として気付かせてくれました。


起きること全てに意味があって、起きること全てから学ぶことができる。そう思うようになりました。


キングコング西野の「時計のスピーチ」にもあるように、人生には報われない時期もあり、その失敗も経験も、成功した時に必要だったと知るんだと思います。



最後に、大学4年間関わってくれたチームメイトや、スタッフの方々、本当にありがとうございました。

サッカー人生最後の4年間、中京大学に来て、明るくて一生懸命な人たちに囲まれてサッカーすることが出来てよかったです。

自分も頑張ろう。そう思えるような刺激を与えてくれる人が沢山いるいいチームだったと思います。


両親へ、16年間サッカーをさせてくれてありがとうございました。雨の日の送り迎えに車の中を泥だらけにしたり、穴あきソックスを何度も直させたり、忘れ物も何度もとりに戻らせました。お母さんには、忘れた時用の予備のスパイクを大学生になってまで車の中に入れておくように言っていました。くさい思いをさせてごめんね。お父さんには、いつもくさいって言ってごめん。ご飯は美味しいよ。ありがとう。