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#144〜悔いなくやり切る!〜新4年服部あおい

女子

本日のブログは女子サッカー部所属

#24 服部あおい (四日市南高校出身/新4年)です。


お久しぶりです!

新4年生の服部あおいです


この前の練習で困ったことがありまして、、、

私は部活では"トリ”と呼ばれています。これは、一個上の代に同じ名前の先輩がいて区別するために先輩方が付けてくださったあだ名です。この時期はお互いの名前を覚えるために名前を呼び合いながら行う練習メニューが多いのですが、新1年生に自己紹介で「トリです」と言うと「と?り?さん?」と聞き返されたり「鳥?とり?本名?」と明らかに不思議そうな顔をされたりしました笑

去年までは、「本名は"あおい”だけどあの先輩と名前が同じだから区別するためだよ」って説明していたのですが、もうその先輩が卒業してしまった今年は「本名じゃないからね‼︎」としか言えませんでした笑

不思議がっていた新1年生のみなさん。これが"トリ“という名前の真実です‼︎




さて、ついに私にとってのラストシーズンが始まりました。同期たちも言っていますが、あっという間に4年生でした。早かったです。


新1年生も続々と合流するなか、先日は練習試合も行われました。早く全員がお互いのプレーを理解し、良い連携を増やしていきたいと思います。今年は去年より部員数が多いのでメンバー争いが一層激しくなります。ゲーム形式や紅白戦からみんなバチバチし合ってます!



毎年言っていますが、

「インカレ出場」これが私たちの目標です。

1年生の時にこれを経験できたことは本当によかったと思います。しかし、最初で最後の思い出にするつもりはありません。先輩方が私たち後輩にしてくれたように、今度は自分たちが後輩たちに貴重な経験をさせてあげたいです。もう一度あの経験をみんなでしたいです。


インカレ出場を果たした当時、試合に出場していた同期もいましたが、私はみんなについて行くのがやっとでした。本音を言うと、予選の段階から目の前で行われている試合に圧倒されていて、ベンチにいてサッカー人生で初めて"ピッチに立つのが怖い”と感じた瞬間でした。

そんな私がみんなと同じ熱量を持ち続けられたのは、先輩方のおかげだったと思います。良いプレーが出ればベンチ全員で盛り上がり、ミスが起きても励まし、とにかくベンチからピッチに声をかけ続けていました。ちょっと騒ぎ過ぎたかな??と思うくらいピッチ外の選手が試合の雰囲気を作り出していました。よく「チーム一丸となって」や「心を一つに」と言いますが、あれほどまでみんなが一つになれることがあるのかと驚くほど一つになれていました。その結果、格上の相手にも良い結果を残すことができたのだと思います。私は根性論が大嫌いですが、気持ちでなんとかなることもあるということを初めて実感しました。私はピッチ上でプレーしていないのでわかりませんが、おそらく出場していた選手たちはとてもプレーしやすかったと思います。


あの一体感がもう一度出せたら、難しい試合にも絶対に勝つことができるはずなので、私がベンチにいるときはピッチ内に声をかけ続けたいと思います。リーグ戦の時からこの雰囲気を作れるようにし、インカレ予選の時期にはそれがチームの当たり前になっているようにしたいです。




個人としては、競技サッカー最後の年なので“悔いなくやり切る”をモットーに頑張りたいと思います。

これは私が大学でもサッカーを続けようと決意したきっかけでもあります。

私の出身校の女子サッカー部は、当時部員が50名ほどいましたが私以外が高校からサッカーを始めた人でした。小学生からやっている私からすれば、こんなしんどいスポーツをなぜ高校からやりたいと思うのかとても不思議でした笑

ありがたいことに入学してすぐの試合からスタメンで出させてもらえました。しかし、中学の時に勝っていた相手にボロ負けしたり、今まで当たり前だったことが当たり前じゃなかったりして予想よりも遥かに大きな精神的ダメージを何度も受けました。そんな日々が続いた結果、私は向上心を捨ててしまいました。退部も考えましたが、仲間といるのはとても楽しかったので、もう楽しかったらいいや、ストレスが溜まらない程度に一生懸命やろう、このような考えに至りました。今ではあの時の取り組み姿勢を本当に後悔しています。環境のせいにして何もしなかった当時の自分を殴ってやりたいです。

周りの環境的にそれほど努力しなくてもスタメンを外されることはありませんでした。これがまた最低最悪な奴ですよね。反省しています。

なんだかんだ歴代最高成績はとり、3年生で部活を無事に引退したのですが、本当にこれでサッカー人生終わらせて良いのか?やり切ったのか?ここで辞めて後悔しないのか?と自問自答しました。その結果、こんな形でサッカー人生を終わらせたくない、まだまだサッカーのことを知りたい、ちゃんとサッカーと向き合ってから終わりたいと思いました。だから大学でも趣味ではなく競技としてのサッカーをしようと決めました。

今回は、前回のようにやり切れなかったからまだやろうということはできません。だから、例え試合に出れる機会が少なかったとしても「こんだけやったんだから悔いはない」と引退の際に思えるようやり切りたいと思います!



最後まで読んでいただきありがとうございました。



今シーズンも中京大学女子サッカー部の応援の程よろしくお願いします!!