#212〜全国〜4年中込華奈梨
本日のブログは女子サッカー部所属
#25 中込華奈梨 (豊田南高校出身/4年)です。
こんにちは!
かなりです。
気が付けば4年間の大学生活も終盤。
どこへ行っても何をしても「最後」と言われる時期になりました。
「最後」や「別れ」が大嫌いな私にとっては、厳しい日々です。
涙が出そうなときもあります。
ただ、"その時"は必ず来ます。
どうしても後悔は避けられないけど、"今"を一生懸命になることが大切だということは頭では分かっているつもりなので、学校生活も、交友関係も、もちろんサッカーも、最後まで楽しんで頑張りたいです!
さて、
昨日、中京大学女子サッカー部としても大切な
「最後」を迎えました。
インカレ予選最終戦 vs静岡産業大学
中京大学としては引き分け以上で本戦出場が決まるため若干有利に思える一方、相手は勝たなければここで終わりという状況のため、そう簡単にはいかないのは当然。
精神面でも体力面でも難しい試合になるだろうと誰もが予想し、勝つためのトレーニングを自分たちでも考え、1週間を過ごしたと思います。
選手、スタッフ、全員でチーム一丸となりこの日のために万全の準備をして最終戦を迎えました。
結果は 1-4
全国への切符は、 "また" あと一歩のところで逃してしまいました。
真子も言っていたように、皇后杯の時にも私たちは悔しい思いをしました。
もう2度とあのような悔しい思いはしたくない、あのような涙は流したくない、誰もがそう思いインカレ予選では気持ちを新たに「全国」に貪欲になり全員で戦いました。
皇后杯。 インカレ予選。
手を伸ばせば届きそうだと感じた全国への切符は、想像以上に遠く、その壁はとても高いなと痛感しました。
このメンバーで全国に行きたかった。
唯一全国の景色を見た4年生として、
もう一度全国へ…。
あー、悔しいな。
私個人としてはインカレ予選6戦、一度も試合に出られていません。
同期や頼もしい後輩たちの力だけが頼りで、何もチームに貢献できていないのではと感じる1ヶ月間でした。
毎週末の試合のために戦略を立て、厳しい声を掛け合い、互いを鼓舞しあいながら頑張っているみんなに対して、私自身は普段の練習でどこまで全力でやれていたか、私がやらなければならなかったことはなんだったのか、後悔や反省すべき点は挙げればたくさんあります。
しかし、いつも通り暗い文章を書くのも嫌だし、今さら終わったことをダラダラと振り返っても今よりもっと気持ちが沈むばかりだから、
もう終わってしまったことは仕方ないこととして、残りのサッカーをやれる時間に全力になりたいと思います。
その代わり、私がインカレ予選期間を通して成長できたなと思う部分について振り返りたいと思います。
フェンスやネットの外から試合を見ることが多かったため、何かチームに貢献しなければという思いが強くなり「応援すること」「声を出すこと」は少しだけ出来るようになったなと思います。
これまで入部してから3年半、自分なんかが何も言えることはないと思い声を出すことすら出来なかったため、私からすれば大きな成長が出来た期間でした。
みんなにとっては当たり前にできることかもしれませんが、良いプレーに対して「ナイス!」の一言すら、今までの私は言えませんでした。
その一言が言えないことが理由で、問題になったことも過去にありました。「私なんかが…」という意味のない変な思い込みがあったのかも
しれません。
しかし、そんな私のことを変えてくれた人たちがいました。
私と同じようにベンチ外になり悔しい思いをしているはずなのに、自分の置かれた場所でチームのために全力を尽くそうと声を枯らしながら一緒に応援した人たち。
あえて名前は出しませんが、君たちの全力の応援はプレーしている選手だけではなく、私の心にも大きな影響を与え、私を変えてくれました。
ありがとう。
私の短いサッカー人生もあと少しで「最後」を迎えます。迷惑をかけてばっかり、みんなのフラストレーションを溜めてばっかりの華奈梨は嫌です。
何が出来るのか、どうしたら良いのかは正直分かりません。
ただ、このままでは終われないという気持ちがあるため、何か目標を立て、「最後」までそれに全力で取り組みたいと思います。
いつも通り自分語りですみません。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
最後に。
インカレ予選、全6試合。
現地で応援してくださった方、
インスタライブやYouTube配信の画面越しに応援してくださった方、
本当にありがとうございました。
チームとして掲げていた本戦出場という目標には惜しくも届きませんでしたが、最後まで全力で戦い抜くことができたのは皆さんの応援あってこそです。
本当にありがとうございました。
これからも中京大学女子サッカー部の応援、よろしくお願いします。
そして、同期、後輩たち。
と続けたいところですが、大切なことは直接自分の言葉で伝えたいのでまだとっておきます。
でも、本当にありがとう。
あと少し、よろしくお願いします。