#217〜憧れの舞台で〜4年工藤華子
本日のブログは女子サッカー部所属 レフェリー兼マネージャー 工藤華子 (静岡市立高校出身/4年)です。
こんにちは。
いつも中京大学サッカー部を応援してくださりありがとうございます。
今回のブログ、審判員として書いていいのか、自分の気持ちを外に出していいのか迷った部分はありますが、最後のブログになるので書かせていただきます。
ぜひ、読んでいただけると嬉しいです。
『選手権全国大会で決勝のピッチに立ちたい』これが私が審判員となった最初のきっかけでした。
中学2年生の時に抱いたこの夢は、8年経った今でも私の胸の中にあります。
そして先日、高校選手権東海地区予選決勝の主審をやらせていただきました。
夢に少し近づけたような気がして、割り当てをいただいた時には嬉しい気持ちで溢れました。
しかし、それと同じぐらい不安な気持ちになったのも事実です。
『私でいいのか?』数日間ずっと考えてました。
前回のブログから3ヶ月、夏のTRM連戦を乗り越え、ミニ国体や選手権の県予選、なでしこリーグの副審と今まで経験がなかったカテゴリーの試合に挑戦しました。
上手く行ったことも、そうでなかったこともありましたが、この3ヶ月の経験が私に自信を持たせてくれました。
『この夏頑張ったからきっと大丈夫』
私は自分にそう言い聞かせてこの不安な気持ちをかき消していました。
迎えた選手権当日、気になる方はyoutube配信を見ていただけたらわかると思いますが私のレフェリングは最悪でした。
見逃してはいけない事象を見逃してしまいましたし、選手に向き合ってマネジメントができていませんでした。
『最悪だ….来年リベンジしたい』
帰り道にずっと考えてました。
振り返ってみたら、この考えが甘かったのだと思います。選手(特に3年生)にとって来年なんてないかもしれないし、来年全く同じメンバーで試合を行えることができるチームはほとんどありません。
心の奥底にあったであろう『来年』という気持ち。
これが失敗に繋がったと考えました。
部活引退を目の前にし、全てのことが『最後』になる今、1つ1つに全力で取り組まなければいけないことは自分自身が一番分かっています。
もちろん、試合に対して全力で向き合わなかったわけではないです。
でも、来年以降も続けていく予定の審判活動に対しては、どこか『また次』という気持ちが生まれてしまっていたと思います。
試合をやり直すことはできないけど、今回の失敗を活かすことはできます。
失敗を失敗で終わらせないことが大切です。
最初のブログに書いた
『工藤に試合を担当してもらって良かった』
そう思ってもらえる審判になりたい。
2級になって1年目のシーズン。
この目標には程遠いこと、自分はまだまだ未熟であることを痛感しました。
この1年間の活動が無駄になることがないように、来シーズンに向けて準備していきたいと思います。
そして、いつの日か憧れのピッチに立てるように頑張っていきたいと思います。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
さて、話は変わりますが、今週末行われる東海女子リーグはいよいよ今シーズン最後の公式戦です。
残留をかけた厳しい戦いになると思いますが、チーム一丸となって勝ちに行きます‼︎
4年生最後の公式戦、ぜひ会場に足を運び応援よろしくお願いいたします。
11月19日(日)
東海女子リーグ
vs ルクレMYFC
14:15k.o
@中京大学