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Page7 「ありがとう、サッカー」 清田侑大

ココロノオト~season2~


11月5日、私のサッカー人生が終わりを迎えました。

最後のホイッスルが鳴った瞬間、自然と涙が溢れ、「やっぱりサッカー大好きなんだな」と改めて実感した瞬間でした。

小学1年から始めたサッカー。大学4年まで計16年間、私の人生はサッカー中心で回ってきました。中学のころから同じサイクルの一週間。月曜日がオフで、その他は部活。たまに2オフができるものの、急すぎてまともな予定も立てられず、結局だらだら過ごしてしまうこともずっと同じ。周りの友達の楽しそうなSNSの投稿に何度羨ましいと思ったことか。大学2年の時にはサッカーをやめることも本気で考えました。試合に出られない日々、練習する意味を見出すことのできない日々を送り、サッカーをやめることも1つの選択だと本気で考えるようになりました。それでも最後まで続けてきてよかったと心から言えるのは最後の1年のおかげだと思います。

 

2023シーズン。自分にとって最後のシーズンは間違いなく大学サッカーで一番充実し、一番楽しかったシーズンでした。

所属カテゴリーはU22B。中京大学サッカー部では一番下に位置する6軍。このカテゴリーには個性ある選手が沢山所属している。大学で初めてサッカーをする者もいれば、ただ楽しくサッカーをやりたいと思う者もいるし、本気で上を目指す者もいれば、なぜその経歴でこのカテゴリーなの?って者もいる。こんな個性満載な集団を戦える集団に変えてくれた永冨監督には感謝しかありません。過去一番強いU22Bだったと胸を張って言えます。それは選手のみんなが必死になってトレーニングを積んできたからです。毎週火曜は筋トレからの走り。練習が緩いと監督の「俺がスイッチを入れてやる」の一言で始まる走り。試合前日練習の最後には「刺激」という名の走り。夏場のTMでは「フィジカルゲームだ。」と送り出され、内容が悪ければ追加の走り。今となっては良い思い出かもしれないが、単純にきつかったなぁと今振り返っても思う。

それでも22Bが戦える集団になるためには必要な事だったと思うし、これらがあったからこそ、Iリーグ東海上位リーグ残留という目標を達成できたのだと思います。ここまで必死に頑張れたのは高校サッカーぶりです。全て22Bのみんなのおかげです。

1年生

今年の22Bがここまで成長できたのは間違いなく1年生の頑張りです。まだあと3年もあります。22Bからより上に羽ばたいてください。

2年生

話をすれば「ごはん行きましょう。」って結論に至ることが多かったけど、結局かわいいからOK。まだ行けてない子多数だからまた誘ってください。「ずっと22Bでいいや」っていう子多いけど、そんなこと言わずに上を目指してがんばれ。

3年生

就活、教採の勉強。これから大変なことが続く一年の中で、部活を後回しにしてしまうことが増えるかもしれない。それでも時間を見つけて練習に参加してほしい。本気でボールを蹴れるのはほとんどが大学4年で最後。後悔のない一年にしてください。

4年生

最後まで練習に来ない選手もいたけど、最後の年の4年が今年のメンバーで本当に良かったと思っています。欲を言えばもっと練習に来てほしかったと思うけど…。それでもとにかく最高だった。ありがとう。

 

こんな素敵な仲間に恵まれ、引退の日を迎えることが出来ました。本当に楽しかった一年です。この仲間と出会わせてくれたサッカーには感謝しかありません。そんなサッカーをここまで続けてこられたのは家族の存在あってこそです。

 

サッカーを始めるきっかけをくれた兄貴。サッカーと出会わせてくれてありがとう。小さい頃は人生における反面教師として見ていたけど、文句言いながらも意外となんでも頑張るところ尊敬してます。

いつも刺激を与えてくれる弟。忙しい中、試合見に来てくれてありがとう。参考になるプレーとか出来なくてごめんね。これからもサッカー頑張れ!

厳しく指導してくれた父。ここまでサッカーが楽しくなったのはお父さんのおかげです。改善点があればすぐに指摘してくれて、時には厳しすぎることもあったけど、全部自分のためになりました。最高のコーチでもあり、最高の父です。サッカーを教えてくれてありがとう。

いつも応援してくれる母。どんな時も頑張れるのはその応援のおかげです。毎試合気にかけてくれて、試合に出られない時はメッセージくれて、心の支えになっていました。大学で腐らず最後までやり切れたのは間違いなくお母さんのおかげです。本当にありがとう。

家族みんなのおかげで頑張ることが出来ました。サッカーを始めてから目標にしていた全国大会、夢だったプロサッカー選手には届かなかったけど、最高の仲間と最高のサッカー人生を送ることが出来たのは家族のおかげです。これから少しずつ恩返ししていきます。

 

最高のサッカー人生でした。サッカーを通して出会った人、全てに感謝しています。

本当にありがとうございました!!

 

長く拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。