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Page10 「日常の終わり」 井山優作

ココロノオト~season2~


僕の人生のうちの14年間の日常。

「サッカー」

そんな日常が終わりを迎えました。

これまで生きてきた人生の中で多くの時間、友人などを犠牲にし、日常の一部になっていたサッカーですが、これといってめざましい活躍をした経験はありません。

1年の時のアイリーグ初戦。

スタメンで出場し1-1でむかえた後半、ペナルティーエリアにドリブルで侵入し自分でもらったPK。ヒーローになるつもりで蹴ったがまさかの失敗。これを決めていたら人生変わっていたかもなんて思うことも多々ありました。笑

チームは勝って結果的に全国まで行けたけれど、結局活躍する場面どころか出場することもありませんでした。

2.3年もそのままずるずると出たり出なかったりを繰り返して、気がついたらもう4年になり引退の時期を迎えていました。

4年になり、これまでほとんどしてこなかった怪我を頻繁にするようになり、最後の年にも関わらず思うようにサッカーができなかったり試合に出ることができなかったりと正直一番モチベーションを保つことが難しい一年だったなと振り返ると思います。それでも最後のアイリーグでは、スタメンで使ってもらい90分出ることはなかったけれど、多くの仲間からの応援のおかげで最後の試合を楽しく、気持ちよくプレーすることができたので最後まで続けて良かったなと思います。

人生のうちの大半をサッカーを通して過ごしてきたため喜怒哀楽全てをサッカーから得ました。もちろん試合に出て活躍する、全国大会に出る、プロになるといった夢、目標を叶えることができず悔しい思いが多いけれど、どの年代でもいい仲間に出会えたおかげでたくさんのいい思い出ができました。

そんな日常に終わりを迎え、これからの生活がどんなものになっていくのか期待と不安を抱えながらこの先の社会人生活をサッカーから得た経験や学んだことを財産に、土台に頑張っていけたらなと思います。

最後に同期・後輩のみんな。

4年間サッカーを通して同じ時間を過ごしてくれてありがとう。プロに行く人、サッカーを続ける人は頑張って!応援してます。(りゅう、はるや期待してるぞ!)ちょっと生意気な後輩が多かったけど気さくに絡んでくれてありがとう。生意気だけどみんなかわいい後輩です。いっぱいお世話してあげたから感謝の気持ち待ってます笑

 

両親

まずは14年間不自由なくサッカーに打ち込ませてくれて、サッカーを楽しませてくれてありがとう。

父さん。小学校5年か6年の公式戦の駿東予選準決勝。多分相手はSFCだったかな?そこで決勝点を決めたときの車に乗る前、笑顔でハイタッチをして頭ガシガシやられたことなぜかすごく覚えています。多分すごい嬉しかったんだと思う。

母さん。中学の頃の最終戦。後半最後の方に点とったシーンのビデオに入ってる「ゴーゴー!」の声めちゃくちゃ覚えてます。

会場が遠くても試合に出ないときでも見に来てくれたこと。今まではちょっと恥ずかしくて気づいてなかったって言ってたけど本当は気づいていたしもっと活躍してる姿を見せてあげたかったなと後悔しています。もうサッカーで活躍している姿を見せることはできないけど立派な社会人になって親孝行たくさんしていけたらなと思ってます。

サッカーを始めた頃に思い描いていたサッカー人生ではなかったけれどサッカーを通じて得られた経験、出会えて人全てが僕の財産です。

サッカーを始める選択をしてよかったです。

サッカー最高!サッカーありがとう!

 

拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。