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Page16 「一期一会」 吉村幸輝

ココロノオト~season2~


部活は本当にかけがいのないものと瞬間をくれるものだと思います。

そこで「一生友達でいたい」「一生応援していたい」って思う人たちと出会いました。

僕にとって大切な時間と大切な出会いをたくさんくれた部活でした。

なので、私の引退ブログは僕の過ごした部活について書こうと思います。

 

部活は、みんなが自己実現のために行なっているものだと思います。それぞれ動機は違うけれど、目指すものは一緒で、そのために1日の何時間も使って練習に励んでいます。

そんなみんなが本当にかっこいいです。

 

僕が中京大学スポーツ科学部スポーツ健康科学科に進学し、サッカー部に入部した理由は2つあります。

1つ目が、選手とともに感情を露わにする瞬間が、自分の人生にとって本当に嬉しく好きな時間であったこと。2つ目は、高校サッカーの選手権予選の応援をしていて、大学でも近い場所で選手を応援し、支えられる立場にいたいと考えたから、この2つです。

 

最初はトレーナーという立場で、U20のみんなに、一緒に全国大会(Iリーグ)に連れて行ってくれました。全国から集まる未来ある選手のサッカー人生を預かる役職は、知識も技術も乏しい僕には本当に荷が重かったです。実際に、すんごい数の怪我人を出したり(一時期10人くらいいた気がする、笑)、今後のサッカーで再発しやすい怪我をさせたり、半年、1年以上という時間を怪我に当てなければいけないような怪我もさせてしまいました。頼りないし不甲斐ないな、と本当に情けなく申し訳ない気持ちでいっぱいですが、それでも一緒にリハビリのトレーニングをしてくれて、マッサージやテーピング、色々頼ってくれた同期のみんなには感謝しています。すごく嬉しかったです。

 

夏の2部練や無尽蔵な走り込み、熱中症の多さ、全然終わらない基本2時間練習、尿検査に引っかかった人の多さ、6時20分に朝フィットに並んで、夜の20時練までうちの部屋で時間を潰す日々、どれも忘れられない日々です(よく辞めなかったね、みんな笑)。

 

U20の全国大会終わった後は、僕は休部をし、その後はマネージャーとして戻ってきました。なぜマネージャーになったかというと、とりあえずみんなの役に立ちたかったので、トレーナーはブランクがあるし、マネージャーの方が即戦力になるかなと思ったからです。僕と接してくれるみんなは先輩後輩、同期問わず本当にいい人ばかりで、復帰後も変わらない態度で接してくれました。会えば声もかけてくれるし、みんなの優しさに救われた時間だったなぁ、と振り返ると思います。だから、グラウンドでボールを追いかける日々も、監督室で事務作業する日々も、みんなには楽しいの?とは聞かれるけど、みんなも頑張っているから、苦じゃなかったし、みんなと一緒に頑張れている気がして好きでした。他にも、カテゴリーが違くても話してくれたり、応援させてくれたり、なんか嬉しくてまだグラウンドいるの?とかって、よく言われていたと思います。

 

CUには全社に連れて行ってくれたり、遠征に行ったり、カテゴリーは違うけど、インカレや大臣杯も応援させてくれたりして、普通じゃできない体験をさせてくれたみんな、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

選手だけじゃなく、同期の学生スタッフ、先輩後輩の学生スタッフにも本当に良くしてもらいました。正直、みんなの力になれはしなかったけど、みんなは僕の力にはなっていました。何度もいい影響を受けていました。また、ご飯行きましょう!

 

5時15分に起きて6時過ぎに部屋を出て、6時15分くらいにグラウンド。この部活に行く通学時間が結構好きだったけど、もうあんな早く起きることはないのかなー、

 

家族へ

今までずっと、お母さん、お父さんは僕のやりたいことを否定せず、なんでもやらせてくれました。小さい頃は本当にわがままだったと思うし、気に入らないことがあると、その後ずっと3秒に一回ため息を吐くみたいな反抗していて、よく耐えてくれたなぁと思います。

ただ、日常を過ごしている上で本当に何度もお母さんとお父さんのもとに生まれてよかったと思いました。

これから僕もやっと社会に出ます。僕にももっとたくさん頼ってください。

まだまだこれからも一緒にいて、長生きしてください。

よろしくお願いします!

 

最後に、タイトルの「一期一会」は僕が好きな言葉です。

僕は人との別れがすごく苦手な人間なので、いつもこの言葉に励まされます。

この部活でもそうですが、一回しか喋ったことしかない人もいますし、大学生活全体で見た時にはもっといます。ただ、こんなにも人がいる中で、たまたま出会った人でもあるので、そういう一瞬の出会いもしっかり大事にしていきたいと思います。

これからもずっと人との出会いを大切にしていきます。

 

今後もアスリートをサポートする職に就きますが、大学のみんなとの濃かった時間は忘れず、みんな以外のスポーツを頑張っている人たちも支えていきます。

この体育会男子サッカー部で過ごした日々、本当に最高でした。

またどこかで会えたらいいな!

みんなもそれぞれの地で、頑張って、幸せな日々を過ごしてください!

 

長文ありがとうございました。