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Page19 「向き合い続ける」 佐藤史隆

ココロノオト~season2~


u-22bの佐藤史隆です。大学までサッカーを続けているとこれまで考えたこともなかったことを考えることが増えました。高校までは考える時間などないくらい早く進んでいきましたが大学生活はそれまでと比べるとゆっくり進んでいったような気がします。それは高校までと比べて自由に使える時間が増えたからだと思います。時間に余裕ができた時サッカーをやる時間、見る時間が増えたので本当にサッカーが好きなんだなと自分でも思います。そんなサッカーと14年間かかわってきた人生を振り返っていきます。最後まで読んでいただけると嬉しいです。サッカーを始めた理由はサッカーが楽しそうと感じたわけでなく何か一つ選んで上を目指したいと思いサッカーを選びました。小学生の理由としては少し変ですがこのころから向上心はあったみたいです。岐阜県の地元のサッカー少年団に入り、スクールにも行き週5くらいで練習しました。少年団のチームは弱くていつも負けていました。負けていたことで逆に火が付きもっとうまくなりたいと思いました。この頃、トレセンに選ばれたことがありましたが全く周りの子としゃべれずに話すことがないまま終わっていったことがありました。話すことが苦手なのはこの頃からです。中学の3年間ではとても成長した実感を持てましたがこの時期くらいから自分はこのスポーツ向いていないと感じたことを覚えています。ですが向いていなくても続けていればうまくいくようになると思い続けました。高校では部員が100人を超えるような部でいろんな人と話すことができるようになり、ここで自分からコミュニケーションを少しとれるようになったと思います。三年になりトップチームで試合に出れたときは嬉しく、続けてきたことが報われた瞬間だったのでとても喜びました。大学生一年生になり椎間板ヘルニアになってしまい一年間プレーすることができませんでした。日常生活を送ることでさえ大変なのでこの時は人生で最もつらい期間でした。復帰してからも試合になかなか出られず続ける意味あるのかと考えることが増えましたが毎日練習に真剣に取り組み自分が少しずつ成長していることを感じるとやめることはできませんでした。大学4年のタイミングで就活も進めなくてはいけない中部活動にも行きました。私は選べないときに両方やる選択をよくしてしまいます。この選択はメリハリがつけることが難しいので長々とつらい期間を過ごしてしまった為後悔している部分もありますが一年間チームのいい時も悪い時も仲間たちと一緒に経験できたことはとても価値のあることのように感じます。特に遠征にいって帰ってきた後の試合でのチームの一体感はとても気持ちのいいものでした。それまでの半年間きていてよかったと感じた試合です。練習をほとんど休まずに来たからこそうれしい瞬間や悔しい瞬間もたくさん経験できたと思います。サッカー人生を振り返ってみるといい結果を残すことは全くできませんでしたがサッカーと自分に向き合い続けたことには大きな自信になっています。サッカーを続けてきて本当に良かったと思います。最後に今までかかわってくださった方へ感謝を伝えたいです。


(両親)14年間本当にありがとうございました。両親への負担はとても多いサッカー人生でしたがいやな顔を一つも見せないでサポートしてくれてありがとう。尊敬しています。もっと試合に出ているところを見せたかったです。


(指導者)技術面やメンタル面で足りていないところだらけでしたが真剣に向き合っていただけたことで人として成長することができました。ありがとうございました。


(仲間)サッカーを通じてしかここまで仲良くなることはなかったと思います。楽しい時間をありがとう。大学生になってチームで目標に向かって真剣に頑張る経験を得ることは部活動でしかできないです。このメンバーでサッカーできてよかったです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。