1. ホーム
  2. ブログ
  3. ブログ詳細

ブログ

Page33 「目的思考」 横山慧人

ココロノオト~season2~

もうすぐ大学生活が終わり社会人生活が始まろうとしている。引退してから4カ月ほどたっただろうか。実感が時間と共に現れると思っていたが、実際は明日にでも部活が始まるのではないかと感じる毎日である。いわば、長いシーズンオフのような感覚だ。

最近私が何をしているかと言うと、内定先のインターンと資格の勉強だ。同期の中だと遊んでない方ではあると思う。(笑)

この時期に何をするかは自由だ。部活がある時はできなかった旅行やバイトに励むのもいいだろう。別に昼夜逆転しただらけた生活でも問題ないと思う。現に、何も予定がない時はゴロゴロしたり旅行に行ったりしている。誰にもなにも言われないこの期間はすごく貴重な時間だ。


引退して学生サッカーを改めて振り返って見ると、本当にサッカーが自分の人生だったんだと感じる。サッカーのことだけを考えている期間も長かった。心の底から好きなんだと感じた。特にこれといった成果を残せたわけではないが、大学サッカーから学ぶことは多かった。このブログでは、ごく一般的な体育学生の私が偉そうに1つ学んだことを残そうと思う。


結論から話すと、生活の中で定量的な目標を持つということだ。具体的に話す前に少し私のサッカーへの考え方の変化を話しておきたい。


私は、大学で部活を続けるつもりはなかった。というのも、高校でサッカーに対する熱はほぼほぼ冷めていたからだ。入試制度の関係で入部することは決まっていたが1年くらいで退部し、草サッカーを楽しむつもりだった。結果的に最後まで(4年生はほとんどいなかったけど)やり遂げたが、入部前は厳しい環境でのサッカーはやりたくなかった。


ではなぜ、続けたか。それは、自分の中でのサッカーの立ち位置が変化したからだ。高校までは頭の中は100%サッカーだった。もちろん遊ぶときは遊んでいたが、第一はサッカーだった。しかし、大学に入学して視野が広がりサッカー以外のことにも興味を持ち始め、挑戦したいことが増えた。例えば、海外留学や資格の勉強、後は選手会なんかもそうだ。そして、サッカーではなく別の目標・目的を持って生活するようになった。また、優先順位が下がることで、サッカーから感じていたプレッシャーのようなものから逃れて、部活も楽しめるようになった。やる時は真剣だが、生活の全てを捧げるようなことはしなくなった。

これが良いとか悪いとかではないが、読んでいる人には今やっていることの目的をもう一度考えてみてほしい。きっと、仲間に流れで合わせている人、特に理由はなくふわっとした気持ちで生活している人いっぱいいるんじゃないだろうか。プロを目指していないから優先順位を落とせというわけではない。とにかく頑張りたいっていうのを否定しているわけでもない。だけど、その先の目的をはっきりして大学生活を過ごしてほしい。どんなことでもいい。その目標を決めたらそこに向かって努力してみてほしい。そんな毎日を継続すると、振り返った時に自分だけの道ができていると思う。その道の濃さをどれだけ深めることができるかを楽しみに生活するのも悪くないだろう。


ってな感じで生意気で調子こいたブログを書いてみた。これが書きたかったことなのか、これで良いのかはわからないが、読んだ人が少しでも影響されていたらめっちゃうれしい。まとまりがなく何が言いたいのか不明な文章にも感じるが、今の自分のうつし鏡と思って書くのを終わろうと思う。


最後に、この四年間いろいろな方々にお世話になったので感謝を伝えたい。

ありがとうございました。次のステージでも突き進んでいきます。