本日のブログは女子サッカー部所属

#13 村生悠乃　(三重高等学校出身/3年)です。

みなさんおはようございます。

13番3年の悠乃です。

早速ですが、南海トラフが来るかもと怯えた数週間前に続き、台風10号の影響で全国各地へ被害が出ています。当たり前のように過ごしているこの生活が特別であることを実感しました。今回の台風でＪリーグやプロ野球とたくさんの試合が延期になったり、全国の商業施設が臨時休業になったりと全国的にたくさんの影響が出ています。私たちの皇后杯も一週間延期となりました。今大会は負けたら終わりのトーナメント戦ということもあり気持ちやコンディションを作り上げてきました。ですが、一つ前のブログでゆめも言っていましたが、この状況をポジティブに捉え、よりパワーアップして臨めるよう再準備したいと思います。そして、この台風による被害が少しでも出ないことを祈ります。

ここで今シーズンをちょっと振り返ってみます。私自身、「悠乃といったらこれ」といった武器はないと思っています。得意なプレーはありますが、スピードがずば抜けているわけでもなくドリブルで相手を抜いていけるような突破力も、こいつに預ければ大丈夫といったプレーヤーでもありません。どのプレーにおいても1番を確信できる能力はありません。ですが、ずば抜けた能力がなくても、チーム内での役割を果たし、チームに必要な存在であればそれで良いと思っています。これはネガティブな考え方ではなく、それがチーム競技の面白いところでもあると思います。だからこそ、私にはゴールという目に見える結果が必要だと思います。正直、今シーズンの出場機会を考えればゴール数は物足りないです。皇后杯を目の前にした今、もっと得点にこだわっていきたいと強く思っています。こだわるだけでなく結果として残します。

皇后杯は私の地元である鈴鹿で開催されます。これも何かの縁だと感じています。幼い頃から母に毎週のように送迎してもらい必死にボールを追いかけてきたグラウンドで大学生になってもプレーできるチャンスがあるという喜びを噛み締め、勝負にはこだわって全力で楽しみたいです。出場機会をいただくことができたら、母の前でゴールを決めることがこれまでずっと1番近くで支えてくれた母への多少の恩返しになるのではないかと思います。頑張ります。

話は変わりますが、私は読書が好きです。特に夜寝る前は読書をすることが多いです。特にサッカー日本代表のキャプテンでもあった長谷部誠選手の「心を整える」という本が大好きで何年も前から定期的に繰り返し読んでいます。その本の中に「意識して心を鎮める時間を作る」という部分があるのですが、これに共感し私自身、1年半ほど前から毎日日記をつけるようになりました。1日4行と非常に短く、数分もあれば終わってしまいますがこの数分で1日を簡単に振り返り、1日をどう過ごしたか、今自分が何を思っているのかを文字に書き起こすことで自分の中の様々な感情を整理することができます。今ではこの時間は私にとって欠かせなく、この「意識して心を鎮める時間を作る」という重要性を感じています。自分の気持ちを整理することで次の日をすっきりした気持ちで迎えることができています。おすすめです。

最後になりますが、去年の屈辱を果たし皇后杯本戦出場、そしてインカレ予選に良い波を持っていけるようもう一度チーム全員で準備していきます。

引き続き中京大学女子サッカー部への熱い応援をよろしくお願い致します。