#26~続けている理由~ (2021年度 2年生 金津伶)
Chukyo univ.FC
皆さんこんばんは!
本日も選手ブログ更新していきます
今回は金津伶選手です。
TOPチームでの経験から見出した、新たなサッカーに対する思いを綴ってもらいました。
是非ご覧ください!
はじめまして。
中京大学2年生の金津伶です。
「続ける理由」これをテーマに、約15年のサッカー人生の中の、大学サッカーについて話していきたいと思います。
最後までよろしくお願いします。
「公式戦出場時間0秒。」この数字が、1年間の大学サッカーの成果でした。
自分は、有難いことに、1年生からTOPチームに所属することができました。
しかし、TOPチームで主にプレーしていたポジションは、今までしたこともないサイドバック。
それは自分の実力不足であることがわかっていたため、「置かれた場所で咲こう」この一心で練習に臨んでいました。
しかし、自分らしさを出せない。プレーは上手くいかない。怒られる。紅白戦でさえもほとんど試合に出れなくなりました。
そして、練習に向かう日々を苦しく捉え始め、ついにはサッカー人生で初めてサッカーを辞めたいと思いました。
しかし、そんな時、「楽しまずして何の人生ぞや。」という、小説家であった吉川英治さんの言葉を思い出しました。
そして、その時初めてサッカーを続ける理由について考えました。
行き着いた先は、「人生を楽しみたいから」というとても簡単なものでした。
たとえ10分しか試合に出られなかったとしても、たったワンプレーであったとしても、そのワンプレーの楽しさに勝るものは、どこを探しても見つかりませんでした。
これが、今までの原動力であったのだと知ることができました。
それからというものの、どんなに厳しい状況でさえも楽しむことを忘れずにプレーしています。
確かに苦しい1年でしたが、今では誇れる1年間であったと断言できます。
そして、現在はチームの目標である東海社会人リーグ優勝と全国社会人サッカー選手権大会ベスト8に向け、楽しく努力を続けています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。