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Page11 「憧れ」 深澤由杜

ココロノオト〜season3〜


誰かのヒーローになったことはありますか?


学生トレーナーの深澤由杜です。

この度はこのような機会をありがとうございます。

直接話すには照れくさい4年間の思いを書いていくので、拙い文章ですが最後までお付き合いください。


選手として花を咲かすことはできませんでしたが、どうしてもサッカーにしがみついて生きていきたい。そんな思いを持って、私は学生トレーナーとしてサッカー部で活動をしていました。0からのスタートで、どうすればみんなの役に立てるのかを模索する毎日でした。

プロを目指す選手たちの中で、自分は何ができるだろう。初めはボール拾いでも、水汲みでも何でもよかったです。とにかく役に立ちたかった。

しかし、学年が上がるとそうはいきません。学生ではありますが、トレーナーとして自分に与えられた責任があります。この時から、どうすればチームの一員として責任を果たすことができるかを考えるようになりました。

プロになるため。試合に勝つため。試合に出るため。どんなにキツい練習も、毎週やってくる試合に勝つために本気で取り組むみんなとどうすれば同じ目線で闘うことができるか。伝わっていたか分かりませんが、試合に勝てばみんなと同じくらい嬉しいかったです。負ければ同じくらい悔しかったです。

そんな日々の中、トレーナーとして自分の無力さを感じる日々でした。

同じ怪我で何度もリハビリを繰り返す選手。

復帰しても別の怪我で離脱してしまう選手。

痛みを抱えながらプレーを続ける選手。

選手たちの1番つらい姿をずっと側で見てきました。頼りなかったかもしれませんが、こんな自分でも頼ってもらえることが嬉しくて自分にできることはサポートさせてもらったつもりです。それでも、私は怪我を治すことはできません。理解はしていましたが、自分にもっと力ばあればもっと早く復帰できていたかもしれい。もっとベストなパフォーマンスを引き出すことができたかもしれない。常にその思いは感じていました。

正直、すべてのリハビリメニューやトレーニングを自信を持って提供できていた訳ではありませんでした。申し訳ありません。もっと勉強します。

そんなみんなが、ピッチの上で楽しそうにプレーする姿が大好きでした。


思い返せばこの4年間、素晴らしい景色を沢山見せてもらってきました。全国大会にも何度も連れて行ってもらいました。何回も泣いてしまいました。

この4年間常に自分の原動力だったものは、みんなへの「憧れ」です。

選手を続けていたら出会うはずのなかったみんなと同じチームで闘うことができる。

そんなみんなの支えになれる。

みんなは私にとってのヒーローでした。

私だけじゃありません。みんなの家族や彼女、友達など、ピッチで闘うみんなは多くの人の憧れでありヒーローだと思います。

これからも、そんなヒーローを支える存在になれるよう頑張ります。みんなが進む目標に向かって同じ目線で闘うことができる。

そんな仕事ができる人になりたいです。

本当に幸せな4年間でした!!


長々とすみません。

最後にみんなへの感謝を書かせてください。


同期のみんなへ

2年生の時から同じTOPチームに来て、めちゃくちゃ緊張してた自分を暖かく迎え入れてくれてありがとう。

若手だった2年生の頃から、最年長になった4年生まで3年間みんなと過ごすことができて本当によかったです。

みんな最年長になった途端ガタきてたけど、本当は誰よりもサッカーが好きなこと知ってるよ。

すごい足首の人がいたり、全国大会前に必ず寝違える人がいたり、全然怪我しない人もいたり、ずっとジャンプしてる人がいたり、みんなとトレーニングする時間はすごく楽しかったです。本当に多くのことを学ばせてもらいました。ありがとう。

これからもずっと応援してます!!

またいつもの場所で会いましょう!


たぶん後輩のみんなへ

みんな同期みたいに接して来たから自分でもたまに学年間違えてました。

ピッチ外では子どもみたいなのに、ピッチに立つとめちゃくちゃかっこいいみんなのことが大好きでした。よくわからない3人組に入れられてたけど、その中だったら1番だと思ってます。

一つだけ、名前は伏せますがメッセージを伝えたい人がいます。

ずーっとリハビリが続いて誰よりも辛い時期を経験して、やっとピッチでプレーしている姿を見てて正直涙でるくらい嬉しかったです。

最後まで弱音吐かず、長い間復帰までサポートさせてくれてありがとう。

ジャイアンみたいだけど、本当は真面目な所も知ってます。意外とメンタル弱いと思うから、なんかあったらこれからも相談のるね。


コーチングスタッフの方

永冨総監督、吉井監督、山岡コーチ

4年間本当にありがとうございました。

プロの世界を経験しているみなさんと活動できる日々は刺激的な毎日でした。

頼りない部分も多かったと思いますが、素晴らしい環境でサポートをさせていただくことができてトレーナーとしても多くの成長をすることができたと感じています。しかし、それ以上に組織を生きる上で必要なことを本当に多く学ばせていただきました。

今後ともよろしくお願いいたします。


加藤さん

4年間本当にありがとうございました。

お見苦しいところをお見せしてしまい、ご迷惑もおかけしてしまったと思います。申し訳ありませんでした。

トレーナー活動のスタートを加藤さんにご指導いただきながら始めることができたのは、本当に幸運なことだと感じています。

トレーナーとしてだけでなく、組織の一員として、社会人として大切なこともたくさん学ばせていただきました。

これからも、サッカー部の発展のために協働させていただけること大変嬉しく思います。

来シーズンもご指導のほどよろしくお願いいたします。


両親へ

4歳から22歳まで、常にサッカーのある生活を過ごさせてくれて本当にありがとう。

特に大学の4年間は、自分がプレーする訳でもないのに、本当にたくさんの協力をしてもらいました。

あまり大学のことは話してなかったけど、こんなに幸せな生活を送ることができていたのはお父さんとお母さんのおかげです。

これからも大好きな2人でいてください。


感情的で照れくさい言葉をたくさん書いたけど来シーズンもいます。

こんな自分ですがこれからもよろしくお願いします!!