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Page17 「たのしめてるか」 前田寛太

ココロノオト〜season3〜


こんにちは。中京大学体育会サッカー部TOPチーム副将、応援部局長の前田寛太です。2024年応援部局の活動に参加してくれた部員の皆さんありがとうございました!おかげで良い応援文化ができました!2025年はさらにより良いものにしていってください!


さて、本題に戻りますが、同期たちが引退ブログを投稿している中、1人だけ遅れての投稿になってしまい申し訳ありません。私にサッカーを続けることができるチャンスがあったため、その結果を踏まえて書きたいと思っていました。ご了承ください。

何を書こうか迷っていましたが、4年間の振り返りを同期たちがしてくれているので、私が感じたものを書こうと思います。少しでも多くの人に届けることができたら幸いです。最後までお付き合いください。









私の人生22年振り返ってみて思う。






















サッカーやってよかった。




















心の底からそう思う。








友達に誘われてなんとなくで幼稚園の頃に始めたサッカー。






サッカーがこんなにも私の人生に彩りを与えてくれるとは思っていなかった。




その頃はただボールを追いかけるだけだったがそれが本当に楽しかった。



そこからいつしか夢はプロサッカー選手になった。



小学校の頃にみんなの前でサッカー選手になってお金持ちになるって言ってたのを恥ずかしながら覚えている。



そんなサッカーは今では生活の中心で生きる原動力だ。



幼少期はサッカーの他に野球、水泳をやっていたが唯一夢中になれたのがサッカーだった。



小学校の頃のチーム、中学生のころのチームでサッカーを続けているのは私くらい。














なぜここまでサッカーを続けることができたか?


















それはサッカーが















「楽しかったから」















この言葉に尽きる。



お母さんも言っていた「こんなに長くサッカーを続けるとは思っていなかった」と、実際、私もこんなに長くサッカーをするとは思ってなかった。



タイトルにもある「たのしめてるか」は私が尊敬する高校の同期のチームスローガンで、今ではそのチームが大好きだ。













そんな中、12月18日













桐蔭横浜大学に負けたことで

































17年間続けてきたサッカー人生も終わりを告げた。











そのゲーム、本当に素晴らしいゲームだった。












インカレの試合は1年間の積み重ねが出た試合、全ての試合とにかく内容は良かった。











でも勝ちきれない。














前は点を取ってくれるけど後ろが守りきれない。
















後ろの選手として本当に情けなかった。














最後の試合も私のマークの置きミスから失点。















本当に申し訳なかった。













ただただ悔しかった。













だけど冷静になって考えてみると私らしい引退の仕方、終わり方だなと。












これが私のサッカー人生だったんだとそう思える。















うまくもない、特別能力があるわけでもない私が中京大学のトップチームのスタメンに出れてるのも本当に運が良く、またチームメート、スタッフに本当に恵まれた。










改めて










   





中京大学に来て良かった。






















心の底から思います。









引退した実感が湧かなく、また中京グラウンドでみんなと挨拶を交わし、切磋琢磨してトレーニングすることを想像してしまう。









後輩からの何気ない挨拶。





しっかり1時間前にくるマネージャーのあきあ、なゆみ。





体幹めっちゃ頑張るけんいち。










来た瞬間にローパワー始める友ちゃん。











ストレッチはいらないと言い張るたいせい。










膝ぐるぐる巻きのたがみ。












体幹、ストレッチしてるフリのゆうく。












他にもいい出したらきりがないくらい。













どれを思い出してももう懐かいなぁ。









だけど私自身の気持ちとしては、サッカーは大好きだけどやりきった気持ちが非常に強い。



しかし、自身の性格として後悔はあまりしたくないタイプだけど、サッカー人生、もしくは、高校、大学にかけては後悔はたくさんある。





特に大学ではサッカーをする時間を削ってしまった。











もっとサッカーをする時間が長かったら、、、











と自分を悔やむ。







また、タイトルにもある、サッカー楽しめてるか?

という問いかけに対して全ての試合、練習において当てはまらないからだ。





怪我をした時、自分のプレーがうまく行かない時、メンバーから外れた時、サッカーを楽しむ以前の問題で、違う方向にベクトルが向く回数が大学生活は多かった。






サッカーが好きだから、楽しいから、日常、私生活が変わる。サッカーが生活の中心によりなることで、サッカーが上手くなったり、コンディションが上がる。そうするとプレーが上手くいく回数が多くなり、よりサッカーが楽しくなる。






このサイクルだったんだと、サッカーから離れてより感じることができた。




1つ例を出すとすれば、1つ下の後輩、那須くんは入学した時は無名の高校出身で全く目立つ選手ではなかったけど、私のサッカー人生で一番サッカーが好きで、楽しんでいると感じることができた選手の1人。だから入学してから逞しい成長を遂げていると感じる。良き指導者、彼自身に合ったサッカーなど他の要素もあるかもしれないけどやはり一番はサッカー楽しんでるなと思う。




また、私がプロになるチャンスを掴みきれなかったのは練習生の立場なのに、変に緊張して、サッカーを楽しむことができず、そのチームに合わせよう、アンパイやろうと思ったりして自分の長所、色を出せなかったからだ。単純にサッカー楽しめてなかった。だからプロ目指してる後輩たち練習参加して周りに合わせよう、アンパイやろうとか思わなくていい、自分の長所、色をだして、何よりプロ選手と一緒にサッカーできるというメンタルで純粋にサッカーを楽しんで欲しい。そう思います。必ずチャンスを掴んでください!










めちゃくちゃな文章ですが、次に少し感謝を伝えさせていただきます。






スタッフへ


4年間本当にお世話になりました。世話のやける私でしたが最後まで面倒見ていただき本当にありがとうございます。



富さん

入学当初は、理不尽な怒られ方をしたこともありましたが、あの厳しさがあるからこその締まりある練習だったんだと今ではそう思います。最後の最後まで怒られっぱなしでしたが怒りの中にも優しさを感じました。本当にありがとうございました。




吉井さん

 

私が常にどう上手くなるか、プロになれるかを常に考えていただき本当に嬉しかったですし、やる気にさせてくださいました。これはまえかんのための練習、もう少しまえかんが上手くなりそうな練習考えてみる、など言っていただいたときは、嬉しかったです。常に私には4年間、2個1くらいの指導をしていただいてた気がします。17年間のサッカー人生で1番影響を与えてくださりました。本当にありがとうございました。





てつさん



私が悩んでいる時、落ち込んでいる時、常に前向きな声掛けをかけてくださりありがとうござました。選手よりも点が入った時喜んでくださったり、私たち中京大学に欠かせない人だと感じています。本当にありがとうございました。



けんとくん



豊田の父のような存在です。たくさん迷惑もかけたし、たくさん怒られましたが、富さん同様、怒りの中に優しさを感じます。ご飯連れてってくださったり、友達とスタッフの中間くらいの立場でとても接しやすく、頼りになりました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。



加藤さん



怪我が多く、よくびわじまへ行かせていただきました。私が怪我をした時も前向きな声掛けをかけてくださりありがとうございました。いつもまえかんならプロなれるなど常に言っていただき、その度に頑張ろうと思えていました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。



他にもたくさんのスタッフがいますが、私の今があるのも、中京大学へ来てよかったと思うのも、スタッフの皆さんがあってこそだと感じています。心の底から感謝致します。本当にありがとうございました。










ここからは、言いたいことは一緒ですが、伝えたい人たちに伝えます。






怪我が多い選手へ


私も怪我が多かっただけに、復帰してまた怪我しての繰り返しでサッカーがなかなか思うようにできていない選手を去年は特に見てきました。サッカーが嫌になること、辛い思いをすることは必ずあると思います。だけどまだ続けられてるのはサッカーが好き、楽しい、そう思えてるからです。その気持ちを忘れないで必ず這い上がってください。必ず明るい未来が待ってます。期待しています!









全てのカテゴリーの後輩たちへ


4年間はあっという間。残りのサッカー人生もわずかな人が大半だと思います。1.2年生、まだ2.3年あると思わないで欲しい。本当にあっという間です。少しでも上のカテゴリー、プロを目指して本気で取り組んで欲しいそう思います。3年生もう上級生。自覚と責任を持ってとにかくやりきって欲しいと思います。4年生、就活、自分の進路を決める年なので忙しいと思うけどそこを言い訳にせず、なるべく練習休まず、全力で「今」を大切にして欲しいと思います。必ずしも、プロにならなくていい、ただ本当にやりきって悔いなく終わって欲しいそう思います。この先こんなに打ち込むことができることは絶対ないと思うからです。その気持ちを各々の学年の皆が持つことでより「強い中京大学」を作り出せると思います。期待しています!






同期で就職するメンバーへ


自分たちがここまでサッカーに打ち込んだことは生涯一生の財産です。また、新たな人生のスタート。この経験を糧にこの先大変なこともあると思うけど共に頑張っていきましょう!

また、私もこのようにかなり遅れての引退ブログです。同期の4年間の想い、感じたことを知りたいですし、後輩へ経験を還元してあげて欲しいです。今からでも遅くないので是非4年間を振り返るという意味でも引退ブログ書いてみてください。待ってます!







同期でプロ、まだサッカーを続けるメンバーへ


新シーズンが始まって話を聞いていると、2部練習、3部練習と本当にきつい練習を行っていると思います。


みんな心の底からサッカー楽しんでますか?


きつい練習、スプリントトレーニング、本当にきつすぎて嫌になることはあるかもしれないけど自分がサッカーを始めた頃の気持ちを思い出して頑張ってください。期待しています!









みんなここからは、両親への感謝を綴っているのですが、私はみんなと違いサッカーを引退したので時間があります。なので直接感謝の気持ちを伝えようと思います!
















最後に














共通して言えることは、サッカーをしている人にとってはサッカーは「楽しむもの」



辛くなった時、投げ出したい時、自分に問いかけてみてください。





サッカー「楽しめてるか」と、



そこが原点でその気持ちを忘れずこれからもサッカーに打ち込んでください!期待しています!!





長く纏まりのない文章でしたが最後まで読んでいただきにありがとうございました!





また、前田寛太のサッカー人生に関わってくださった皆様本当にありがとうございました!







また会いましょう!






次は!


みんな大好き!


とっとこ走るよ!


U22BからTOPチームへ這い上がった男!


永井友也くんです!お楽しみに!