皆さんこんばんは！

本日も選手ブログを行っていきます。

今回担当していただくのは鬼頭巧選手です。

いつかは終わってしまうサッカー人生を彼はどう捉えているのか。

是非ご覧ください！

昨年成人を迎えましたが、この20年間を振り返ると思い浮かぶ全てがサッカーです。

右も左も分からないまま始めたサッカーを、気付けば10数年も続けています。

これまでのサッカー人生を振り返ると純粋にボールを追いかけていたあの頃の楽しい思い出は束の間、苦しいことや悔しいことの方が圧倒的に多いです。

サッカーが嫌で嫌で、もう辞めてしまいたい。そう思ったこともあります。

それでも私は今もサッカーをしています。

ミスをして怒られる。試合に負けて落ち込む。それでも朝眠い目を擦って練習に向かう。それは何故なのか。　

答えは簡単なもので、私はサッカーを心の底から愛しているからなのです。
嬉しい気持ちや楽しい気持ちを与えてくれるのがサッカー。

嫌なことや辛いことを忘れさせてくれるのもサッカーなのです。

サッカーを通して出会った仲間、できた思い出、味わった感情、全てが私のかけがえのない宝物です。

サッカーと共に歩んできたこの20年間、いわばサッカーありきの20年間です。
そんな僕のサッカー人生も終わりに近づいています。
この先問われるのはサッカー選手としてではなく、1人の人間としての自分の価値です。

胸を張って生きれるような人生にするために、サッカーが背中を押してくれる、サッカーが自分という人間に何か少しでも価値を与えてくれる。
そんな日が来るように今日も明日も真摯にサッカーと向き合い続けます。

「サッカーをしてきてよかった」
心からそう思える人生を歩むことが僕のサッカー人生のゴールです。