#35~恩返し~ (2021年度 3年生 鈴木大晟)
中京大学FC
皆さんこんばんは!
本日も選手ブログを更新していきます!
今回担当していただくのは鈴木大晟選手です。
彼にとってのサッカーでの恩返しとはいったい何か。ぜひご覧ください!
私は、物心ついた頃には、ボールを追いかけていました。
最初は近くのグラウンドに練習しに行く父と兄を追いかけて一緒にボールを蹴っていました。
幼稚園に入るころには、クラブチームに入り、サッカー中心の生活が始まりました。
現在では大学3年生になりましたが、つらいこともたくさんあるサッカーをここまで続けられているのは、勝ったら一緒に喜び、負けたら一緒に悔しがってくれる仲間、心を鬼にして厳しい言葉をくれるコーチ、試合があれば「頑張れよ」と応援してくれる学校の友達や先生、朝練の時でも早くに起きてお弁当を作り送り出してくれる親、自主練をする時に一緒にボールを蹴ってくれる兄、こういった周りの環境がとても大きいと思います。
いつも当たり前のようにサッカーをしていますが自分のサッカー人生を振り返ると自分がどれだけ恵まれているのかということを実感します。
今まで支えてもらった環境にはプロになることでしか恩返しできないと思っていました。
ですがプロになることしか考えていなかった大学2年生では自己中心的なプレーが目立ち試合に出られませんでした。
これをきっかけに将来の事より今自分ができることは何だろうと考えるようになりました。
すると少しずつ試合に出られるようになってきました。
試合で点を決めたときには、親も仲間もとても喜んでくれます。
その笑顔を見て毎回の練習で手を抜かないこと、試合では22人の中で一番走ること、最後のホイッスルが鳴るまで諦めないこと、そういった勝つためにできることを1つ1つ本気でやることが今まで支えてもらった環境への恩返しだと気づきました。