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#39~勝利の女神は細部に宿る~  (2021年度 3年生 川地功起)

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皆さんこんばんは!

本日も選手ブログ更新していきます

今回担当していただくのは川地功起選手です。

オフザピッチにおいて彼が大切にしている流儀とは何か。

ぜひご覧ください!

どうも、バインパスでお馴染みの川地です。

物心ついた時からサッカー一筋でやってきましたが未だに、パスがバインバイン跳ねてしまいます。笑 

現在、両膝に爆弾を抱えていても尚サッカーにしぶとくしがみついてなんとかやっています。

多分、50歳で杖が必要で60歳には車椅子生活かな…。

 自己紹介はこれくらいにしておいて、人生初のブログを書いてみる。

題名の言葉は高校時代の恩師である名将河崎護監督の言葉だ。

言葉の通り、「勝つためには細かなところまでこだわること。そこに、勝利の女神はいる。」今でもこの言葉を信じて日々生活をしている。

トイレのスリッパを並べる、ポイ捨ては絶対にしない、ユニはちゃんと畳む、毎日使っている部室の掃除など。

当たり前のことだが、案外みんなできていなかったりする。

では、なぜ私がこれにこだわっているのか。

それは、星稜時代の同期だった岩岸よりスピードも足元もない。

湯澤みたいにキ○○イでも今田みたいに体幹を極めてもなかった。

中京の水口より体は強くなければ小酒井のようなセンスも持っていないからだ。

 もちろん。自分の武器は自分なりに理解していて、あらゆる場面において誰にも負ける気はない。

そして、勝つために時間を費やし努力することは大前提だ。

だが、実際に勝利の女神がいるとして、自分の足元にボールが転がってきたり、紙一重のゴールカバーだったりと、泣くか笑うかの場面で勝利の女神が味方してくれる最後の審査基準は「細かな部分の差」ではないだろうか。

 多くのプレーヤーは細部を見落としがちである。

サッカーだけ上手ければ極めていれば他は何でもいい。

そんな人でもごく稀に上手くいくことがあるが、そういう人は本当に上手いか運がいいだけの話であり偽物の成功だと思う。

私は、そんなプレーヤーに心の底から勝ちたい。

だから、サッカーの為、最後に笑う為、であるならば様々な事を犠牲にして細部に宿る神でも仏でも信じて生きていく。

そして二年後、笑っていたい。

自分に自信がなくて情けなくて帰りの電車で、乗り過ごした人以上にため息をついてるそんな自分に、「お前頑張ったぞ、最後の最後に笑えたな」と言ってあげたい。

だから、私はこれからも変わらず細部までこだわり続ける。「勝利の女神は細部に宿る」と信じて。

#まだ何も成し遂げていないやつが何か言うてまっせ。