#481〜「出逢いに感謝」〜4年〜淺井彩加
本日のブログは女子サッカー部所属
淺井彩加(学生トレーナー)
こんにちは。
学生トレーナー4年の淺井彩加です。
引退ブログの1番手でとても緊張しています。「あさい」という名字と付き合ってきて早22年、クラスの最初の自己紹介、音楽の歌唱テスト、卒業式の入場など、トップバッターという役割も慣れてきました。今回もなんとか乗り越えられるよう頑張るので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
ここからは、私が学生トレーナーとして活動した4年間を振り返りたいと思います。
私は1年の5月に中京大学女子サッカー部に入部しました。もともと小学生からサッカーをやっていたというのもあるのですが、いろいろな部活を見学した中でも女サカはみんなが優しくて面白くて一生懸命にサッカーをしているのが印象的だったので、この部活で選手を支えるトレーナーになりたいと直感しました。
しかし、選手をサポートできるトレーナーになることはそんなにすぐにできるようになることではありませんでした。
1年生の私には、技術も知識もないため、選手に対してテーピングを巻いたり、リハビリを指導することはできず、トレーナーの先輩達は忙しなく動いているのに、自分は何もできないことがとても悔しかったことを覚えています。早く1人前になりたくて、先輩達からたくさんのことを吸収しようと頑張っていました。特にリハビリでは選手と一緒にメニューをこなして、どんなトレーニングをしているのかを体感したり、テーピングでは練習後にテーピングの練習に付き合ってもらったりしていました。
というような感じの1年間でしたが、トレーナーにバイトに大学と新しいことが多すぎて1年間があっという間に過ぎ去っていきました。
2年生では同期のトレーナーのみくが入部してくれました。同期がトレーナーの仲間になってくれてとても嬉しかったです。
そして2年生になったあたりから、毎週のようにある試合がなんの試合なのかをやっと理解するようになりました。東海リーグと学生リーグにはどのようなチームがいて、皇后杯、インカレ予選はどのような大会に繋がるのかなどがわかったことで、試合を見るのがとても楽しくなりました。選手が1つ1つの試合にかけている熱量を実感すると共に、チームの目的のために闘う姿をみてとてもかっこいいとより感じるようになりました。
そのためにチームをよりサポートしたいと強く思うようになり、自分がチームのためにできることはなんなのかを考え模索していた1年間でした。
3年生の時は初めてインカレ本戦に出場できました。私は高校までサッカーをずっとやってきたのですが、全国大会に行ったことは1度もありません。人生で初めての全国大会がこのインカレでした。
負けたら終わり、闘ったことのない相手、観客の数、会場の雰囲気などに緊張と不安感を覚えました。1試合目の時、本当は負けたらどうしようとか相手の方が上手いかもとかそんなことばかりを考えていました。けれど、私の心配とは裏腹にみんなは自分に自信を持って闘っているように感じました。最後には勝利することができて本当に嬉しかったです。
2試合目は負けてしまいましたが、こんなに強いチームがまだまだたくさんあることを知ることができ、また、そんな相手と戦うチームをサポートできたことがとてもいい経験になりました。
そして、4年生、絶対にもう一度インカレに行くことを目標に活動しました。この1年では、チーム全体で1つの目標を達成するための熱量というか、馬力というか、そういう、絶対に!!!っていう気持ちを選手だけじゃなくスタッフ含めみんなが持っている気がして、チームが1つの方向を向いて闘っているのをすごく感じました。だから、チームみんなで闘うっていうのはこういうことなんだと強く実感しました。
インカレはいけなかったですが、1つ1つの試合で胸が踊らされるし、心が動かされるし、サッカーって面白いと改めて思うことができました。
困難なことは本当に沢山沢山あったけれど、こんな熱い思いにさせてくれるチームをサポートすることができて、チームの1人で居させてくれて、感謝しかありません。本当にありがとう!
わからないことがあった時はサポートしてくれたり、やりたいことがあった時はチャレンジさせてくれたりした、監督、コーチ、スタッフの皆さんには頭が上がりません。ありがとうございます!
そしてやりたいことを思い切りやらせてくれた家族にも感謝しかありません。本当にありがとうございます!これからも迷惑かけます!
こんな最高の環境で最高の人たちと出会えたこと、私は幸せものだと思います。皆さんのおかげでトレーナーとして成長できたし、本当に楽しい日々を送らせてもらいました。心からありがとうを伝えたいです。
卒業しても中京大学女子サッカー部をサポートしていきますので、こんな私ですがこれからもよろしくお願いします!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また、来シーズンも素晴らしいチームになると思うので、これからも応援よろしくお願いします!
