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#44~15年間を振り返って~4年 岡本泰輝

Chukyo univ.FC

『NO SOCCER, NO LIFE』のテーマをもとに4年生それぞれサッカーに対する思いを綴ってもらっています。

本日のブログは、Chukyo univ.FC 所属 岡本泰輝選手(中京大中京高校出身/4年)です。



CFC  岡本泰輝です。


私はゴールキーパーです。

GKになって良かったと思います。

GKにならなかったら今サッカーを続けていただろうか?と思います。


小学1年生からサッカーを始め、小学5年生からGKになりました。

小学生のチームではみんなが交代でGKをしていました。

専属のGKを決めることになり、GKを決めるその日に私は練習を休んでしまいました。

翌日、練習へ行くと、GKは私になっていたのです。

理由は、背が大きいから。

これが私がGKを始めるきっかけでした。

ネットで「岡本泰輝 新聞」で検索すると、このことについての新聞記事が出てくるので良かったら見てみてください。(笑)



引退を間近に控え、今までを振り返り、湧いた気持ちを綴りたいと思います。


私は、中京大学サッカー部に所属して感じたことがあります。

それは、あたりまえの基準についてです。


高校生時には、膝の怪我により高校サッカーの半分をリハビリに費やしました。

そのリハビリ期間や、復帰をしてからのサッカーに対する自分の努力は、誰にも負けないと思っていました。


大学に進学し、プロを目指す同期や先輩、サッカー部の仲間たちとサッカーや生活をしていくうちに、彼らの物事に対する姿勢のレベルの高さを痛感しました。

いち早くグランドに来てルーティーンをこなす人。

最後までグランドに残って自主練に励む人。

サッカー以外の所でも自分に厳しく取り組む人。

将来と向き合ってサッカーをやめる決断をする人。

彼らは、これらがあたりまえでした。


自分が過ごして来たサッカー人生を振り返ると、

国体で開始5分1発退場

高校最後のリーグ戦では前半交代

三年の選手権にも出場できず

大学でも全国大会をあと一歩で逃す

もちろん、サッカーに対する自分のして来た取り組みに後悔はありませんが、悔しさはあります。


あたりまえの基準を高くすること。

3月で学生は終わり、4月から社会の一員として、自分の成果が自分の価値になります。

サッカーと同じで、基準を高くしていくことが、1人の人間として社会人として評価されることに繋がると考えます。

私は周りのみんなから多くの影響を受けました。次は自分が影響を与える人間になりたいと思います。


この15年間のサッカー、中京大学サッカー部では、そんな自分の甘さに気づくことや、これからの日々をどう過ごしていくべきかなど、多くのことを学び考えることができました。

悔しかったことだけでなく、無失点で試合を終えることができた何よりもの快感、練習終わりのみんなとの時間、全てひっくるめて、本当に心からサッカーをしてきて良かった、そう思えます。

そして、サッカーを通しての経験で、これから先にある壁や苦労も乗り越えられる力を得られたとも思います。


最後に、15年間サッカーを続けてこられたのは、指導者、チームメイト、病院の先生方、友人、そして家族に支えられ、援助があったからです。

感謝を伝えたいです。

ありがとうございました。


残りのサッカーができる時間を、全力でやり切ります!

それがお世話になった方々への恩返しだと思っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!