#46〜サッカーから学んだこと〜4年加藤智大
『NO SOCCER, NO LIFE』のテーマをもとに4年生それぞれサッカーに対する思いを綴ってもらっています。
本日のブログは中京大学FC所属
加藤智大選手(JFAアカデミー福島/4年)です
今回のブログを担当させていただきます加藤智大です。今回は私がサッカーを通して学んだことについて書こうと思います。
私は3歳から19年間、サッカー中心の生活を送ってきました。ほぼ毎日、サッカーボールに触れ、トレーニングを行い、どうしたら上達するか考えてきました。そして、サッカーを通して多くの仲間と出会い、様々な刺激を受けながら、心身ともに成長することができました。
私が特にサッカーから学んだことは何事もポジティブに一生懸命取り組むことの大切さです。私が所属していたJFAアカデミーには『常に(どんなときでも、日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間を育成する』というフィロソフィーがあります。このフィロソフィーのもと、6年間を通して様々な活動が行われます。私はこの6年間の様々な経験があったからこそ、今では、何事もポジティブに捉え、主体的に取り組むことができる習慣を身につけることができました。そして、この経験のおかげで自由な時間が多く、主体性が求められる大学生活を充実したものにすることができています。大学生活では、今までクラブチームしか所属していなかったため、サッカー部の活動はもちろん、スポーツ科学部の授業や教職の勉強など学業と部活動が1つの場所で完結することの充実さを感じながら、文武両道を実現するために有意義に時間を使うことを意識して生活してきました。
私のポジションでもあるゴールキーパーは責任が最も重いポジションだと考えています。1つのミスが失点に繋がり、勝敗に大きく影響してしまう。ポジションは1つしかなく、失点はゴールキーパーの責任にされ、フィールドプレーヤーはシュートを外しても1本決めればヒーローになる。このようにあまり称賛されず、責任のあるポジションだからこそ、責任感や継続する力が身につき、より人間性の成長につながったと考えています。
私のサッカー人生は、決して順風満帆なものではありませんでしたがこの経験はサッカーだけでなく、多くの場面で生かすことができ、大学卒業後の次のステージでも糧とし、頑張っていきたいと思います。そして、今まで何不自由なく、サッカーに取り組むことができたのは家族をはじめとした多くの方のサポートのおかげです。感謝の気持ちを常に持ちながら今後も取り組んでいきたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。