本日の担当はChukyo univ.FC所属田村亮太選手(韮崎高校出身4年)です。

「何事も自分次第」

私は高校時代３つの勘違いをしていた。それは「自分は誰よりも努力していること」「努力すれば夢は必ず叶うこと」「自分だけが苦しい思いをしていること」こんな勘違いをしていた高校サッカーは何も残すことなくあっという間に終わっていった。このままの自分では将来なにをやってもうまくいかなくなると思った私は「自分が出来ることを精一杯行うこと」「ひたむきにサッカーに向き合うこと」「何を言われてもへこたれないこと」に意識し大学サッカーに挑んだ。大学サッカーは予想していた通りレベルが高く、予想していた以上に楽しいものになった。毎回の練習でチームメイトに怒られ、周りから下手くそだと何度も言われても、自分が１番下手だということを認め、落ち込むことなく、声を出し続けることやチームの雰囲気を明るくするなど自分に出来ることを精一杯やることに努めた。３年次、全国社会人大会への出場が決まった時は本当に嬉しかった。そして私の大学サッカーを支えてくれたのは仲間の存在だ。怪我していた時、毎週通う病院までの長い道のりを愚痴言いながら通った仲間。自分が悩んでいた時一緒になって自主練をつきあってくれた仲間。練習中は怖いけど普段はいじってくる仲間。こんな自分を多くの人が支えてくれた。大学サッカーを出来る期間は限られてしまった。しかし少しだけ残されている期間でこの仲間と出会えてよかったと心の底から言えるように悔いを残さず頑張りたい。