#54〜財産〜4年中野礼登
『NO SOCCER, NO LIFE』のテーマをもとに4年生それぞれサッカーに対する思いを綴ってもらっています。
本日のブログはU22B所属
中野礼登選手(清林館高校出身/4年)です
是非ご覧ください。
どうも、どれだけ筋トレをおこなっても下っ腹の主張が強い中野礼登です。
ふざけた冒頭になってしまいましたが、皆さんは大学生活で何を得ましたか。
僕は「目に見えない財産」を得ることができました。
僕はこの「目に見えない財産」を得るために”多くの選択”をしてきました。
一つ目の選択は、中京大学体育会サッカー部への入部です。
入部前、学内でサッカー部らしき同級生を見ては、「テレビで見たことある人、強そう、怖そう」と心の中で思っていたことを今でも覚えています。そんな思いを秘めつつ、大学生活では自身の成長のため、「楽ではない選択肢を選び続ける」ことを決めていたので、入部を試みました。入部後はサッカーの実力はもちろん、肉体面もチームメイトより細く、何をとっても劣っていました。その上、実家から通うため、往復4時間かけ移動し朝練の際には、4:40に起き、始発の電車でグラウンドに向かっていました。初めは、とても辛く、部活動に行きたくないとまで思ったこともありました。しかし、部活動をやめたいと考えなかったのは、支えてくれた人たちや良いチームメイトに恵まれたからだと今でも強く思います。この選択により、「今ではチームメイトであり大切な友人たち」と「難しい選択を選び続けることの大切さ、そこから得るものの大きさ」を学ぶことができました。
二つ目の選択は、東海学生サッカー連盟に所属したことです。
ここでは、部活動と学業・アルバイト・友人との遊び等がある中で東海学生サッカー連盟にて業務をこなし「多忙な中でも並立して物事をこなす力」を得ました。
若干、堅苦しい文章になってきましので、リラックスのためにもう一度おさらいしておきます。
多忙のなか4:40に起き毎日始発電車の生活でした。おそらく、この時間帯のイメージがはっきりつかめていない方が多いと思うので、簡単に説明すると4:40はまだ夜です。夜中です。
書き出しは真面目イメージでいこうと思ったのですが、心なしか途中恥ずかしさが芽生えましたので、このような締めになってしまいました。
このような尻すぼみの拙い文章ではありますが、”多くの選択”により、かけがえのない「目に見えない財産」を多く得たことが読んでいただける方たちに伝われば幸いです。
最後に、このような未熟者の僕に関わってくださったチームメイト、監督、すべての方々に感謝申し上げます。そして、残り少ないサッカー人生ではありますが、悔いなく、心置きなく、楽しくサッカーに励んでいきたいと思います。