#53〜自己責任〜4年藤井凱斗
『NO SOCCER, NO LIFE』のテーマをもとに4年生それぞれサッカーに対する思いを綴ってもらっています。
本日のブログはU22A所属
藤井凱斗選手(中京大中京高校出身/4年)です
ぜひご覧ください
スポーツ科学部競技スポーツ学科4年の藤井凱斗(ふじいかいと)です。
私は大学生活の中で一つ大きな学びがありました。それは、全ての行動に責任を持つことの大切さです。サッカー部に所属しているので部員としての責任というのもあるのですが、より大切だと感じたのは自分自身への責任です。私の大学生活はそんな自分自身への責任を放棄した生活でした。入学してすぐ深夜バイトを始め、朝に帰るので授業を休みそのまま寝てしまい起きたら夕方で部活へ行きまたバイトという生活がずっと続いていました。もちろん単位も取れずズルズル周りから遅れをとっていたのですが、そんな状況でもなんとかなると思いながら3年生までその生活をしてきました。しかし、ここで卒業が危ないと学校から言われてようやく自分が大変な状況に置かれていることに気付かされました。そこからはバイトも出来るだけ減らし、授業には当たり前ですがきちんと出席して必死で取り戻そうとしています。
とんでもなくひどい大学生活ですが私はこの経験をすることが出来てよかったと感じています。このタイミングで気づくことができ、さらに時間の大切さや睡眠の大切さなど多くの学びがあったからです。世間一般からすると気づくのが遅いと言われると思いますがそれでも良かったと思います。この経験から今の行動全てが後の自分自身に影響するということを学ぶことが出来たので、これからの人生では一つ一つの行動に責任を持ち、全ては自己責任という意識を持って生きていこうと思います。
最後に、私は生まれてから今まで後悔という考え方がない人間でしたが唯一後悔していることは、親にたくさんの心配をかけさせてしまった事です。なので出来るだけ早く自立した大人になり安心させてあげたいと思います。私にとってとても恥ずかしい話でしたがこれを見て反面教師にでもしていただけたら嬉しいです。最後まで読んでいただき有難うございました。長い人生、これからも頑張りたいと思います。