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#60〜大学サッカーを振り返る〜4年近澤佑空

U-22

『NO SOCCER, NO LIFE』のテーマをもとに4年生それぞれサッカーに対する思いを綴ってもらっています。

本日のブログはU22B所属

近澤佑空選手(三重高校出身/4年)です

ぜひご覧ください

ここでは、私のプレイヤーとしての大学サッカーを振り返り、プレイヤー以外の部分の「東海学生サッカー連盟」の一員として大学サッカーを裏方として支え、関わり感じたことを書きたいと思う。

 まず、私は正直、大学ではサッカーをするつもりではなかった。高校時代、三年生最後の選手権予選のメンバーから外されてしまい、スタンドからの応援という形で高校サッカーが終わった。自分はサッカーに向いていないと心の中で思い、サッカー人生は終わったと決めつけていた。だが、スタンドから見た試合の悔しさがずっと頭に残り、諦めきれず、大学でもサッカーをすることを決意した。そして、中京大学サッカー部に入部し、テレビで見たり、聞いたことがある選手や名門校ばかりで高校とは比べものにならないくらいレベルが上がり、練習から圧倒される日々だった。パススピード、サッカーの知識、フィジカル全てにおいて自分より上回っていた。だけど、こんなレベルの高い環境でサッカーができる喜びを感じつつ、試行錯誤しながら必死に練習に食らいつき、試合に出場する機会も増え、成長に繋がったと思う。そして、三年間が経ち、結果として、カテゴリーとしては一番下でプレーする機会が多かったが、試合に勝ったときの喜びをみんなで分かち合ったり、自分が点を決めたり、アシストをした時の嬉しさは15年間続けても変わらなかった。なので、引退までの最後の数か月、サッカーを全力で楽しみたいと思う。

 さらに、私はプレイヤー以外で「東海学生サッカー連盟」という主に大学サッカーの運営の仕事を一年時から取り組んでいる。この経験から、サッカーの試合を成立させるために選手の目には届かないところで、多くの人たちの努力によって試合ができる環境が整っていることを実感した。例えば、審判や施設を提供してくれる方々、いつ、どこで試合が行われるかスケジュール管理を行うマネジメントなど多くの関係者により試合ができている。自分自身、小中高とサッカーをしてきて、試合ができるのが当たり前だと思っていた。しかし、この経験を通じてサッカーができる環境に常に感謝し、裏方として大学サッカーを支えるやりがいや大切さに気付くことができ、それを気付かせてくれた大学サッカー・東海学生サッカー連盟はとても大きな存在でした。そして、サッカーを通じて学んだことをこれからの人生に生かせるようにしたい。