#76〜こだわり〜4年武田瑞希
女子
『NO SOCCER, NO LIFE』のテーマをもとに4年生それぞれサッカーに対する思いを綴ってもらっています。
本日のブログは女子サッカー部
武田瑞希選手(セントラル豊橋FCL出身/4年)です
是非ご覧ください
こんにちは!
中京大学工学部メディア工学科4年生の武田瑞希です。
さて私はサッカーをする上でこだわっていることがあります。それはスタメンで試合に出ることです。
贅沢だと思われるかもしれません。それでも私はどのポジションでもスタメンで出ることが前提だと考えて日々練習しています。
次にこだわっていることはフル出場。途中交代をすると焦ります。次は試合に出られるのか、何が良くなかったのかとベンチにいることが不安で仕方ありませんでした。
そんな極端なこだわりのおかげで12年間、充実したサッカー人生を送ることができました。
そして今年のインカレ予選最終戦。学生しか出れない最後の大会で、私は出場時間0分でした。
あまり言いたくありませんが
本当に悔しかったです。泣きそうでした。
コーチから、多くの選手にアピールをしてもらう場でもあると言葉をかけてもらっても納得できませんでした。
何故なら普段スタメンで出てる3人の選手がフル出場していたからです。その枠に自分は入らなかった。
チームにとって、底上げは勝つために必要不可欠なことだと思います。そして私にとって試合に出ることは最低限なことだと考えています。
この年齢になって、私はチームプレーが向いていないのではないかと疑問に思うこともありました。
ですが"それが今の実力"です。
監督が仰っていた「自分に矢印を向ける」という言葉。大学に進学し部活を経験しなければきっと出会わなかった言葉です。
うまくいかない時こそ自分には何ができるのか。これからもこの学びを忘れずに、こだわりを持って生きていきたいです。
大学は勉強だけじゃないし、部活はスポーツをするだけじゃない。経験した人とそれをする覚悟のある人しか得られないことがここにあります。
学費を払ってくれた親に感謝したいです。
中京大学、体育会女子サッカー部